【報告】学習PF食農 第二回イベント「お肉から見たSustainability~50年後もお肉は食べ続けられるか!?」をオンライン開催❗️

2020年7月26日

皆さんこんにちは!トビタテ大学7期・理系コースで留学した武田直也と申します。現在、食に関心のあるトビタテ生を対象にイベント企画を行っているトビタテ学習プラットフォームの管理に携わらさせて頂いています。

7月20日(月)20:00 〜21:45に学習PF食農グループの第二回イベント「お肉から見たSustainability~50年後もお肉は食べ続けられるか!?」をオンラインで開催しました!!

私たちは、トビタテ学習プラットフォームの一環で、食・農に関連して継続的なイベントや学習の機会を提供すべく企画運営をしています。前回のイベントのアンケート結果や運営メンバーでの議論を経て、SDGsなど持続可能性が問われているものの、食・農との接点については知る機会が少ないのではないか、という課題が浮かび上がりました。そこで今回は食の持続可能性について関心を深めてもらうことを目的として「お肉とサステナビリティ」というテーマを設定したオンラインイベントを開催しました。

前回に引き続きオンライン開催となった本イベントですが、約40名の方に参加して頂きました。Kahoot!を用いたクイズ形式を採用したり、30 days challengeを取り入れた行動宣言をグループで話し合うなど、参加者が能動的にイベントを楽しめるような設計を試みました!

次のようなタイムラインに沿って、イベントが進行していきました。

  • オープニング&アイスブレイク
  • クイズ&解説
  • ワークショップ
  • まとめとクロージング


オープニング&アイスブレーク

アイスブレークの時間では、ブレークアウトルームを使用して参加者間で自分の好きな料理や今回のイベントへの参加動機などをシェアして頂きました。その後運営からイベントの趣旨を説明しました。食は私たちの文化や社会だけでなく、環境とも密接に関わっています。しかし、地球規模でものが流通し生産と消費とがかけ離れている今日、なかなかそれを意識することが難しくなっています。そこで今回は中でもお肉とサステナビリティとの関係に注目して学び、今後一人一人がどのように行動していくことが大事なのか、みんなで考えるイベントを企画しました。

クイズ&解説

本イベントでは、Kahoot!を用いてお肉とサステナビリティのテーマに関したクイズを実施しました。土地利用や温暖化ガス排出、フードマイレージ、食生活など、食と環境との繋がりを様々な視点で捉えたクイズが出題されました。半数以上の方が正解する問題もあれば、数名しか正解できなかったものもあり、参加者の方にとって初めて聞く内容も多かったのではないでしょうか。クイズを終えて上位になった方にインタビューしてみると、野生動物・環境保全を専門とし、国内外でも現場へ足を運ぶことが多く、当該分野との接点やそこでの疑問を解消する機会が豊富にあったそうです。その後クイズの解説に移り、主要な国際機関・研究機関などの報告を引用しながら、背景や理由・関連する報告などを紹介していきました。その中で更に参加者の方から出てきた疑問にも回答していきながら、食と環境との多様な繋がりの一端を理解し、更なる学びの足がかりとすることができたのではないでしょうか。

ワークショップ

今回は30 days challengeを取り上げたワークショップを行いました。最近世界中で流行っているこちらの取り組みですが、一般的に継続して行うことで定着しやすい日数が30日と言われているがゆえだそうです。基本的には1日3回食事のタイミングがある。つまり1日3回、社会や環境に対して小さなアクションを起こせる。そうした一歩を踏み出せるよう、グループワークで各々アクションを考え、その後いくつかのグループから内容を全体で共有してもらいました。お肉やサステナビリティについての知見を友達にも広めること、日々の食材購入で産地を気にしてみること、また今後更に学びを深めるにあたって一つの情報を鵜呑みにするのではなく多角的に調べしっかり考えていくことなど、様々な行動宣言が挙がりました。

イベントを終えて

今回のイベントでのクイズやディスカッションで出てきたように、お肉をはじめ食は生産されて(Farm)から、実際に食べられる(Fork)までの間に社会や環境のサステナビリティと多くの接点や大きな影響力を持っています。更に、イベントでは取り上げることのできなかった視点も多く、また改善・解決のために数えきれない人の弛まぬ努力が日々重ねられています。今後のイベントを通して、そうしたFarm to Forkの繋がりを俯瞰しつつ、それぞれの項目に焦点を当てて学んでいく予定です。食農PFとしてより良いイベント作りを心がけて行きますのでよろしくお願いします!

また、今回のイベントのように食・農への意識や在り方を一緒に考え、共有できるトビタテ学習PFイベントの企画運営に興味のある方は是非、イベントページから主催者にお声掛けください!!

イベント主催者

  • タカトリ(11期 理系コース フランスで植物代謝の基礎研究)
  • タケダ (7期 理系コース コロンビアで稲作)
  • ハマオカ(10期 多様性人材コース スウェーデンでサステイナビリティ×教育)
  • フルタク (8期 理系コース カメルーンで米作り)

イベントページのリンク→https://www.facebook.com/events/191746942247979

企画運営に携わりたいと思っている人を迎え、今後の企画を一緒に作り上げていけたらと考えています。

最後に

トビタテ学習プラットフォームでは、今後も随時、企画を実施予定です。

Facebookページにて最新の情報を発信していきますので、登録をお願いします!

トビタテ学習プラットフォームページ

https://www.facebook.com/groups/510055186514548/

※トビタテ学習プラットフォーム(PF)とは・・・

トビタテ生の留学後の継続的な成長促進と支援企業等との接点、コラボレーションの創出と同時にトビタテ生コミュニティの活性化を目指すものです。