【報告】トビタテ!サイエンスカフェ

トビタテ!サイエンスカフェを開催しました!!

こんにちは。事務局インターンをしておりますトビタテ9期の若林里咲です!

先月、8/24日(土)に東京・内幸町にてトビタテ!サイエンスカフェを開催しました。ご参加くださったみなさま、どうもありがとうございました!!

とはいえ、「サイエンスカフェ」という言葉に馴染みがない方も多いはず…。本記事では、そもそもサイエンスカフェとは何かを紹介しながら、今回のイベント報告をさせていただきます!

サイエンスカフェ終了後にお決まりのトビタテポーズで

 

「光」をテーマに科学を語る

さて、サイエンスカフェとは、カフェのようなカジュアルな雰囲気の中でコーヒーを飲みながら科学について気軽に語り合うような場のことです。講演会とは異なり、専門家だけでなく研究者と市民が一緒になって科学の話題に関して議論することが特徴で、実は日本各地で開催されています。

そこで、今回この多様性あふれるトビタテというコミュニティを中心としてサイエンスカフェを開催したら活発な議論ができるのでは?という想いのもと、2名の理系トビタテ生にゲストスピーカーとして登壇してもらい、みんなで科学について語り合ってきました!

ゲスト講師の2人には「光」をテーマに、生物・化学的な視点と物理・工学的な視点という異なる角度から、「光」に関する最新の研究を語っていただきましたが、どちらもとても面白く興味引かれる内容で、講演後のディスカッションも大変盛り上がりました!!

以下、ゲスト講師の岩田さん、山本さんの講演についてダイジェストでご紹介します。

 

①「新薬の最先端 ロドプシンを通して見る次世代医療」(講師:トビタテ8期生 岩田 竜馬)

前半にお話ししてくれたのは、トビタテ8期生で岡山大学薬学部3年生の岩田竜馬さん。どうして目は光を受け取ることができるの?どうして色が見えるの?などといった素朴な疑問から、ご自身の研究テーマである「ロドプシン」という光を受け取る物質の最新研究についての話まで、とってもわかりやすく解説してくれました!

岩田さんによれば、ロドプシンは「オプシン」というタンパク質と「レチナール」というビタミンAで成り立っているのですが、光を受け取るとレチナールは変形してオプシンから外れるそうです。そして、この変化が「光が当たったよ」という信号のもとになって神経系へと伝わっていくといいます。さらに、オプシンはタンパク質なのでたくさんのアミノ酸が繋がってできていますが、このアミノ酸の配列が少し変わるだけで受け取れる光の色も変わるみたいです!モノや色が見える仕組みが、基礎からわかる内容でした!

ロドプシンについて講演する岩田さん

 

②「レーザーを使った最新技術 レーザー照射だけで物質の特徴がわかる!?」(講師:トビタテ7期生 山本 賢吾)

後半のスピーカーはトビタテ7期、とまりぎでも活躍なさっている芝浦工業大学機械工学専攻修士2年の山本賢吾さん。レーザーというとあまり身近ではないかもしれませんが、ハリーポッターとガンダムというみんなが知っているキャッチーな話題に始まり、レーザーを使った測定に関する最新研究を面白く紹介してくれました!

印象深かったお話は、りんごにレーザーを当てて食べ頃かどうかを調べるという研究でしょうか。なんと、りんごに当てたレーザーの反射光を調べることでりんごを切らずとも微妙な硬さの違いがわかり、食べ頃かどうかを判定できるそうです!質疑では、結局何日目のりんごが美味しいの?という議論や、この技術って果物だけでなく建物などにも応用できないの?などといった質問も。最初から最後まで目が離せない内容で、たくさんの質問や意見も活発に飛び交いました!

ディスカッションに参加する山本さん

 

今回の参加者は理系、特に院生が多かったのですが、社会人になった方、全くの異分野の方、文系の方なども含む様々な方に参加していただきました。講師のお2人が非専門家にもわかりやすくお話ししてくれたので、理系ではない方々にもわかりやすかったようです!

イベント終了後も、みなさん議論が大変盛り上がったようでなかなか話が止まないようでしたが、何か一つでも新たな発見を持ち帰っていただけていれば幸いです。改めまして、ご参加ありがとうございました!

次回開催は未定ですが、ぜひまた開催したいと思っていますのでお楽しみに!