第32回とまりぎインタビュー:佐藤 那桜さん【院進学のステップとなった留学】

みなさんこんにちは!事務局インターンをしている遠藤です!今日はイギリスのリーズ大学に留学していた佐藤那桜(さとうなお)くんにインタビューをしました。国際協力に興味のある人にとっては、大学卒業後の進路が気になることでしょう!(就職か進学かなど、、、) リーズ大学での生活や国際協力に関心を持つようになったきっかけ、なおくんがどんな進路を選んだのか聞いてました!!!

トビタテ!留学JAPANでの留学について

留学先:イギリス

期間:2017年9月〜2018年6月

留学テーマ:日本の教育産業と国際協力の架け橋になる!

 

イギリスでの学び

遠藤)なおくん、今日はインタビューよろしくね!普段留学の話とかしっかり聞いたことあまりなかったからこの機会にたくさん聞かせて!

佐藤)そうだよね!よろしく!

遠藤)留学中はどんなことしていたの?

佐藤)勉強面でいうと開発学を学んでたよ。そうなんだけど、この留学ではイギリスの大学院で修士号を取るために、まずは慣れることが大事かなって思って開発学だけではなく楽しそうな授業をとって学んでたかな。

遠藤)面白そうな授業っていうとどんな授業をとったの?

佐藤)ビール作りの授業とか!

遠藤)えっ!!!(心の声:羨ましい!)

佐藤)それはフードサイエンスの授業だったんだけど、毎週アルコールの歴史や危険性などを学んでいって、最後の授業の時に自分で考えたレシピでビールを作ったよ!

遠藤)そんな変わった授業があるなんて、、、!勉強以外でやっていたことは?

佐藤)アフリカでソーラーパネルを供給しているSokar LinksというNGO団体の代表Phillida Purvisさんの話を聞きに何度かロンドンにも行ったよ。

遠藤)実際に活動している人の話聞けるのっていいね!代表の人の話で学んだこととかある?

佐藤)そうだな〜。その人から学んだことというかその人が理念にしていることがあって、「国際協力においてただ支援するだけではなくて相手のニーズを理解することが必要なんだよ」って言ってたね。実際、そこの団体ではソーラーパネルをただ設置するだけではなくて、現地の人が治せるようにソーラーパネルの修理方法を教えてるんだよ。

遠藤)現地の人たちが使っていくものだもんね、大事だあ〜!

 

「国際協力」という職業に興味

遠藤)国際開発や国際協力に興味がある人はイギリスで開発学を学びたいっていう人は多いと思うんだけど、なおくんがイギリスで開発学を学ぼうときっかけはある?

佐藤)それはね本当に典型的なんだけど、大学1年生の時にスリランカでの海外ボランティアを経験したり、そのあとにカンボジアでもボランティアに参加したりして国際協力という仕事に興味を持ったからかな。通っていた法政大学でのゼミではカンボジアの前期中等教育について研究してたんだけど、ゼミの教授にカンボジアで教育活動をしている日本人の方を紹介してもらったんだ。当時は国際協力を仕事にするとはいってもあまりわからなかったから、働くなら国連やJICAしかないと思ってたんだよね。

遠藤)私も国際開発に興味持った当初は同じようなこと思ってたなぁ、、、

佐藤)それでカンボジアで活動している人にキャリア相談にのってもらったりして、「国際協力を仕事にするならどんな仕事でも修士は必要だからとったほうがいい!」とアドバイスをもらったんだよね。色々調べてみるとサセックス大学は開発学を学べる大学では世界1ってことがわかったんだ。それで国際協力の知識を深めるためにイギリスで修士を取りたくてサセックス大学で学びたいと思ったんだよ。その目標に近づくために、ステップとしてリーズ大学に留学することにしたんだ。

(カンボジアで子供たちが放課後に訪れられるコミュニティスクールを作ってそこで英語の授業の様子)

生活力が身についた留学

遠藤)じゃあ留学を経験してどんな力が身についた?

佐藤)う〜ん。なんだろうな〜。すごい単純なことなんだけど、一言で言って「生活力」かな!

遠藤)そうなんだ!それはなんで?

佐藤)実はこの留学で初めて1人暮らしを経験したんだよね。留学前までずっと実家に住んでいたんだけど、リーズでは洗濯を自分でやったり、スーパーで「あ!今日はこの食材が安い!」とか言って買い物して自分で自炊したりしてたんだよね!(笑)

遠藤)そうだったんだね!てっきり「アンバサダー活動の一環でやっていたジャパニーズフェスティバルの運営で周りを巻き込む力が身についた!」みたい答えが返ってと思ってたから意外だった!

佐藤)その時イギリスに留学していたトビタテ生何人かと一緒にJapanese Sakura Festival in Leedsをやったんだけど、いざやってみたら自分たちが思っていたよりも大きなイベントになってびっくりした(笑)なんというか、『身についた力』って困難や大変だったことを乗り越えて、得るものだと思っているんだ。そう思うと全然大変だった思い出とかなくて、むしろすごく楽しかったんだよね!!イギリスに渡ったその日に現地の学生と飲みに行ったり、3日目くらいから「サッカーしよう!」ってリーズ大学のFacebookで呼びかけたりしてサッカーチーム作ったりしたんだ〜!

遠藤)なんかすごい楽しかったんだろうなって伝わってくる!

(サッカーを一緒にしていたメンバーとの一枚)

 

開発学の修士を取りにイギリスへ

遠藤)なおくんはこれからどんなことするの?

佐藤)今年の9月からサセックス大学の大学院に行くよ!修士課程で開発学を学んでくる!

遠藤)おお!いいね!研究したいテーマはあったりする?

佐藤)やっぱり教育の分野で研究していきたいなって思ってる。もちろんハードインフラ系も国の発展ために大事だけど、僕は教育から見た経済成長を重視したいな。教育がどんな影響を与えたかは、目に見えにくいし効果が見えるまで長くかかるものだから大変だけど、「教育は国のエンジン」と言われるほど重要なものだと思う!

遠藤)サセックス大学での1年が終わったら何やりたいとか具体的にある?

佐藤)正直考えてないんだよね。僕はあまり具体的な目標を決めるのはあまり好きじゃないんだよね。なんかその目標だけ見据えていると他のことをシャットダウンしているみたいだから、絞り込まないようにしてるんだ!だけど国際協力の世界では専門の職種での職務経験が問われるから、どこかの会社に就職していくと思う!

遠藤)このインタビューを読む人の中には、なおくんみたいにイギリスで開発学の修士を取りたいなって人もいると思うんだけど、そういう人たちに何かアドバイスをちょうだい!

佐藤)アドバイスか〜。まだ行っていないのに僕なんかがアドバイスしてもいいのかな?(しばらく考えて、、、)強いていうなら準備はしたほうがいいってことかな!英語力はもちろん必要だけど、どういうテーマで研究したいとか知識や経験も踏まえて準備することが大事だと思う。

遠藤)なるほど!私ももっと勉強したり経験を積んでいきたいわ!インタビューはこれで以上です。なおくん、協力ありがとう!

佐藤)うん!ありがとう〜〜!

リンク

Japanese Sakura Festival in Leedsについてこちら

 

編集後記

インタビュー中終始なおくんは「とっても優しくて温和な人だな〜」という印象でした。もちろん私生活でも彼はそういう雰囲気を漂わせているんだけれども、国際協力に対してはすごく熱い想いを持っていましたね。だからこそリーズ大学への留学、さらにはサセックス大学大学院への進学とステップアップしていったんだと感じました。