第34回とまりぎインタビュー:相原 恭平さん【インドとベトナムへの留学。ある少女との出会いが私を変えた!】

2019年10月30日

皆さん、こんにちは!トビタテ7期の梅木です!
今回は”貧困や格差を減らすために自分ができることを見つける”をテーマにインドとベトナムに留学した相原恭平さんをインタビューさせていただきました!!
留学インターンを通じて感じたNPOやNGOの運営の難しさ、日本で働く外国人労働者の苦悩など、相原さんの今後のキャリアに大きな影響を与えたそう。
「自分ができることは何か」常に模索し続け、社会課題に取り組む相原さんの想いを語っていただきます。

 

梅木:相原君、今日はお忙しい中ありがとうございます!

相原:こちらこそ!どうぞよろしくお願いします!!

梅木:相原君の留学先の一つがインドということもあり、勝手に親近感を感じています(笑)

僕の方は南インドだったのですが。

相原:おぉー、南インド!
僕は北インドのビハール州にいましたね。是非インドトークも今度しましょう!!

梅木:是非!

 

 

貧困に対して何もできない無力な自分

梅木:相原君はインド&ベトナムに留学したと思うんだけど、どういうテーマで留学してたのですか?

相原:貧困や格差を減らすためには何が必要なのか自分に何ができるのか見つけることが留学のテーマでした!

梅木:おぉー!すごい熱いテーマ!
貧困や格差をなくしたい!って強く考えるようになったきっかけはありますか?

相原:そうですね。
大学1年の夏休みにスリランカで2週間孤児院で生活している子供たちと遊ぶプログラムに参加した時、「親がいない子供」「学校にいけない子供」がいることを実感した時に、何か自分ができることはないかなって考えるようになりました。ただ、ボランティアをしているとこみあげてくる自分の無力さと直面するときがしんどかったですね。
この経験がトビタテで留学しようと思った大きなきっかけですね。


※スリランカの孤児院で子供たちと遊んだ時の写真

 

現地で感じたリアルな課題

梅木:相原君は留学先でどんな活動をしてたのですか?

相原:インドのビハール州では僕が所属していたNGOで働いている先生やNGOの職員の方のニーズを知るためにインタビュー活動を行いました。

梅木:なるほど、職員の方はどんなニーズがありましたか?

相原:そうですね、職員の方は自分自身の能力育成される機会が少ないことが大きな悩みでした。ヒアリング後は職員の方に向けた、“どうやったら効率的な授業を展開できるか”をテーマにワークショップを行いました。
開催後、職員の方から参加してよかったという声はもらったのですが、継続的にこのようなワークショップを開催することができないので課題を感じましたね…

梅木:なるほど、継続的にすることって大切ですよね。

相原:ですよね。その他にも教育NGOや学校に回ってインタビュー等のフィールドワークを行って現地のNGOの課題をヒアリングしました。そこから分かったのはNGO運営をもっと利益を循環させるように仕組みを整えないといけないことが分かりました。

梅木:なるほど。相原君がインターンしていたNGOはどうやって成り立っていたのですか?

相原:僕がヒアリングしていた団体の多くが観光客からの寄付で成り立っていることが多く、存続が難しいことが分かりました。

梅木:継続って本当に課題ですね。
もう一つの留学先のベトナムではインドと同じような活動をしていたのですか?

相原:いえ、ベトナムでは日本のNPOで、将来日本で働きたい大学生や孤児院の子供たちに日本語を教えていました。ですが、日本語を教えたことがなくてすごく苦労しましたね。
ベトナム人の日本人の文化差というか。異文化間で苦労することも多かったです。

梅木:僕もインドの方に日本語を教える機会があったのですが、教えることって難しいですよね。時間感覚が違ったりとか色々と困難がありましたね(笑)

相原:まったくの同意です(笑)

ベトナムで日本語を教えている写真
※インドワークショップ写真&ベトナムの日本語の写真

 

 

 

私を変えた少女との出会い

梅木:帰国後、相原君はどんな活動をしてるんですか?

相原:主に帰国後は2つの活動をしています。1つ目は就職活動ですね。外国人労働者が日本で働く環境を整えたいと考えており、それを軸に就活しています!
もう一つは、ベトナムでインターンをしていたNPOで広報活動をしています。

梅木:外国人労働者の労働環境を整えることはかなり重要ですよね。
やっぱり相原さんのキャリアを決定したのは留学の影響が大きかったですか?

相原:そうですね。ベトナムでインターンしている時、18歳の少女に会ったんですよ。
彼女は日本で働きたいって夢があって一生懸命日本語を勉強していたそうなんです。

だけど、彼女が日本でやったことはホテルの清掃。
本当は彼女の専門を活かせるような仕事に就きたかったけど、彼女が利用した仲介業者が彼女の志望を無視して配属を決めていたんですね。

その時に、日本で働いている外国人労働者の問題について色々と調べるようになって、この課題を解決したい!そう考えるようになりました。

梅木:そのような出会いがあったのですね…
外国人労働者や日本で昔から住んでいる人たちが共存するための施策など、この問題は他人事では済まされませんよね。

相原:そうですね。外国人労働者が失踪するなどの事件の背景には”誰にも相談できる人がいなかった”など、その人が頼れる人やコミュニティがないことも要因の一つなので、何か僕ができることはないかと常に模索していますね。

梅木:コミュニティかぁ。僕たち一般市民も外国人受け入れについて行政に頼りきりではなく考えなくてはいけないなと感じますね。

相原:そうですね。将来的に一人ひとりが寄り添える社会を築きたい、その想いを基に色んな活動をしていきます。まだまだ模索中ですけど(笑)

梅木:一人ひとりが寄り添える社会、素敵ですね。
是非、今度インド料理を食べに行きながらお話しましょう!
本日はお忙しい中ありがとうございました!就職活動とNPOでの広報活動応援してます。

相原:いえいえ、こちらこそありがとうございました!インド料理、是非行きましょう(笑)