第68回 とまりぎインタビュー:徳竹 秀亮さん【世界に広がれエシカル思考、フィリピンで感じたエシカルの可能性】

皆さん、こんにちは!トビタテ7期生の梅木です。今回はエシカル思考を普及、促進する!をテーマにフィリピンに留学していた徳竹秀亮君をインタビューしました。留学中はエシカル思考を現地で広めるためにスタディツアー企画やワークショップを開催したそう。
留学で何を学び、帰国後どんな活動をしているかなどお話をお聞きしました♪

梅木:トビタテおかえり会以来だね!今日はよろしくお願いします!!
徳竹:はい、よろしくお願いします!

学校に通うことができない学生たち

梅木:徳竹君はどうして”エシカル”に興味関心を持ったの?

徳竹:僕はトビタテ留学JAPANでフィリピンに留学する前、日本語教師を目指していたんです。大学で日本語教師になるための勉強や、大学を1年間休学して実際にタイにある学校で日本語教師としての実践経験を積んだりしていました。
 日本語教師として日本語を教える
日本語教師として日本語を教える

梅木:タイで日本語を教えていたんだ。でも今は日本語教師になることを目指してはいないんだよね。

徳竹:そうです。教えること自体はすごいやりがいがを感じていました。
だけど、経済的な理由から学校に通うことのできない子供たちを見たとき、「この子たちがきちんと学べる環境を整えてあげたい。」そう思ったんです。
だから経済的な理由から学校に通うことができない子供たちが多くいる開発途上国において、立場の低い生産者や労働者の生活改善と自立を促すフェアトレードはこの課題を解決する糸口になるんじゃないかって考えたんです。
そしてフェアトレードの気運を世界で高めるためには、環境や僕たちの生活に配慮したエシカル思考が重要だと思ったんです。

梅木:タイで出会った子どもたちが徳竹君を大きく変えたんだね。留学で何を学んだのか聞くのがすごい楽しみ!

エシカルを自分事として…

梅木:留学はどんな活動をしていたの?

徳竹:青少年育成に取り組んでいるNGOでインターン生としてスタディツアーの企画・運営に取り組む傍ら、社会的に弱い立場に置かれている方々を訪問し現状を把握したり、また自分が見たこと、感じたことをアウトプットする場として、フィリピンの学校を訪問し、フェアトレードやエシカルについて考えてもらうワークショップを開催しました。

インターン先NGO職員さんとの集合写真インターン先NGOの職員さんと集合写真

梅木:実際に活動してみてどうだった?

徳竹:最初はワークショップの題材としてフェアトレードを扱ったんですが、学生の反応があまり良くなくて…

梅木:どうして?

徳竹:僕が訪問した学生たちの間でもそうですが、そもそもフィリピンではあまりフェアトレードという考え方が知られていないんですよね。だから「フェアトレードって必要なの?」みたいな空気がワークショップの最中に流れたりして…

梅木:そうだったんだね。それからどうしたの?

徳竹:フェアトレードについて考えてもらうのではなく、エシカルとは何かについて考えてもらうように意識しました。その結果、学生たちは「道徳的な行動って何」「自分の行動は倫理的なの?」など自分達の生活に照らし合わせながら、積極的にワークショップに参加してくれました。

エシカル促進活動
”エシカル”をテーマにワークショップを開催

梅木:なるほど。「自分の行動は道徳的にどうなのよ??」って言われたら、僕も真剣にワークショップに参加するかも。僕の行動が道徳的かは置いといて(笑)自分事として考えることってワークショップにおいて大切だよね。

徳竹:そうだと思います。

梅木:そのワークショップを通じて学生自身に何か変化はあった?

徳竹:あったと思います。フィリピンって環境問題が深刻なんですよ。だからその問題を解決するために自分たちは何ができるか、学校では何ができるかなど、他人ではなく自分がどう行動するかという視点で物事を考えていました。実際にゴミ山付近で生活されている方々のお話を例で出したときも、生徒たちはそうした現状に驚いていました。

梅木:生徒が日頃感じている問題を話せる場って大事だよね。

徳竹:そう思います。その場を創るためにフィリピンの先生方にも協力してもらいました。僕だけの語学力ではスムーズにいかないこともあったので。僕一人だけではなくて先生方も参加してくださることによって生徒も真剣に取り組んでくれましたね。

梅木:色んな人を巻き込んで行動できる徳竹君の行動力すごいね.!!

自然と私たちの生活を守るために

梅木:留学後はどんな活動をしているの?

徳竹:実はつい先日就職活動を終えたんですよ。無事内定を頂きました!

梅木:おめでとう!どんな会社なの?

徳竹:ありがとうございます!内定を頂いた企業は紙づくりとその関連事業を展開しており、紙の可能性を広げる技術や木材資質を友好的に活用する技術を生かして人々の生活や産業を支える活動をしてます。

梅木:そうなんだ!どうしてその企業で働きたいと思ったの?

徳竹:留学を通じて”環境問題”に本気で解決したいと思ったからです。先程もお話した通り、フィリピンってごみ問題が深刻なんです。ゴミ山付近で健康に生活することが難しい人がいること、そしてそんな現状が当たり前すぎて、アクションを起こしたくても起こせない人がたくさんいることに、何か力になりたいと思いました。内定を頂いた企業は品質・衛生面・環境に配慮した製品を開発しています。最近だとプラスチックの包装形態をリサイクル可能な紙にするなど、環境問題を解決するために様々な活動をしているんです。

フィリピンのゴミ山で生活する人々フィリピンのゴミ山付近で生活する人々

梅木:なるほど、徳竹君と話し声を聞いていると迷いなく行動しているなって感じるな。

徳竹:そうですか?(笑)
ただ、今も昔も”目的意識”は常にもって活動しています。なぜこの活動をしているのか常に目的を考えて行動していたので自分の活動の軸はぶれることはありませんでしたね。

梅木:なるほど。確かに目的意識が明確じゃないと色んな学校にアポイントをとってワークショップを開催することはできないよね。人脈のない学校にアポを取るって相当勇気いることだもん。

徳竹:ですね。あの頃よくあんなことできたな(笑)

梅木:今日は色んなことを話してくれてありがとう。すごく楽しかった!最後にこれからトビタテ留学JAPANで留学したい人に向けてメッセージをお願い!

徳竹:はい!トビタテ留学JAPANの魅力は”自分のやりたいこと”を明確にしてくれることです。プログラムの一環として開催される事前研修や事後研修のワークで「自分とはどんな人間か」「自分の留学経験の価値は何か」など他のトビタテ生と一緒に自分自身を内省できる機会は貴重だと思います。
これからトビタテ留学JAPANで留学する人は頑張ってください!!

梅木:素敵なメッセージありがとう!今日は本当にありがとう!

徳竹:こちかこそありがとうございました!

 

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