【報告】社会人と一緒にキャリアを考える会 No.1

2020年2月11日

こんにちは、とまりぎ関東のさわだです

2/2(日)に「社会人と一緒にキャリアを考える会No.1」を文部科学省で開催しました!

この時期に開催したのは、大学3年次や修士1年次の学生が就職活動など卒業後の進路を特に深く考えているタイミングに合わせたからです。

そして最大の目的は、既に社会に出て様々な経験をされている社会人トビタテ生をプレゼンターとしてお招きし、長期的なスパンで自分のキャリアについて考えるきっかけを作ることでした。

就職活動というとどうしても「内定獲得」や「どうしたら選考をパスできるか」などのテーマが多く、就職した後のことはあまり考える機会が少ないように思います。

やはり実際にはたらきながら自身のキャリアについても深く考えている先輩方のお話は、学生にとっては知らないことも多く参考になる事ばかりでした!!

今回は4名のトビタテ生に登壇いただきました!

 

★松尾隆弘さん(トビタテ3期)

分子生物学を専攻していた松尾さんは、大学院2年次にアメリカのバイオベンチャー企業に留学後、博士課程進学と就職で迷ったものの、技術を実用化する経験を積もうと思い、製薬会社に就職しました。

社会人4年目になるころには、企業の研究職として出来ること、任されることも多くなり、技術をビジネスとして会社へ提案するためにビジネスそのものを知る必要があると感じるようになったそう。そして、MBA(経営学修士)取得のため、企業で就業しながら大学院に進学する事を決意しました。今は仕事と大学院を両立しているそうです。

登壇の中では、Will、Can、Mustを考えることが大切というお話があり、企業で任される役割(Must)と企業での研究が分かってきたからこそ(Can)、もっと患者さんや障害のある人に価値を提供したいという思い(Will)が生まれたそう。

留学での経験もあり、物怖じせずにそうした決断が出来たと語っていました。

 

★香川由香さん(トビタテ3期)

今やアフリカをまたにかけて自動車業界ではたらいている香川さんも、実はもともと国内志向だったそう。大学1年次の留学生喫茶での出会い、ケニアへのトビタテ留学等様々な経験を通じて、自分の内的キャリアを発見したと語っていました。

そして働く上では、
・グローバルな働き方が出来る
・新興国や途上国の市場の可能性
・社会への影響力→市場規模の大きい業界
・雇用を創出できる
といった軸で考え、自動車業界を志望したそうです。

留学中にアフリカで日本の自動車が現地の人に愛されているのを目の当たりにしたそうで、今の自動車業界でのお仕事では、日本のプロダクトを通じて世界160ヵ国の人々に喜びを届けられてる実感があるといいます。

加えて興味深かったのが、「世界で働く」と言ったときにも2つの視点があるという話。

①自分が海外に出て現地の社員と共に働く(海外出張/海外駐在)
②国内にいながらグローバルな環境で働く(社内外でコミュニケーションに英語が求められる環境)

トビタテ生にはグローバルな環境で働きたい!という人が多いかと思いますが、具体的にどのような環境や働くスタイルがあるのか、自分に合った形を考えるのが大事ですね!

 

★大澤みりあさん(トビタテ5期)

トビタテではインドでインターンシップを経験した大澤さんが、新卒で入社したのは超大手外資系IT企業。Cloudマーケティングチームにてキャンペーンマネジメントや予算管理を担当。2019年にITベンチャー企業に転職し、現在は中小・中堅企業を対象にしたマーケティングに従事しています。

大澤さんからは、マーケティングという職種についてのお話、そして転職をした経緯のお話がありました。

まず、マーケティングと一言に言っても本当に幅広い種類があり、学生のときに思い描いていたイメージとは異なる部分も多かったそう。

そして、元々定年退職まで一つの会社で勤めるつもりはなかったものの、転職したいという時期が想定より早く来たそうです。新卒2年目で感じたのは、そのままこの会社で働いたときにどうなるのかの予想がついたこととその姿への疑問、自分の市場価値、結婚や出産といったライフイベントへの対応について。その後自分の培ってきたマーケティング領域を生かして転職活動を進めたそうです。

転職の際には、自分の軸を決めて職場を選ぶこと、自分ができることを明確化することが重要だと語っていました。

よくファーストキャリアをどうするかという悩みも多いですが、1社目に大手企業に就職したことは良かったという大澤さんのお話も興味深かったです。整った環境で基本的な力をつけれらること、転職の際に現実的に1社目のブランドはやはり利くというメリットがあるということでした。

 

★渡邉洸さん(トビタテ8期)

渡邉さんの登壇ではまず「みなさんは今何で悩んでいますか」という問いから始まりました。渡邉さんは、博士に行くか就職するか、働く場所を日本にするかドイツにするか、何か悩んだときには、自分の中で選択肢を洗い出して、それぞれのボジティブ面とネガティブ面を比較して整理するという方法を採っているそう。渡邉さんの場合は整理すると「日本」で「社会人」として、たくさん「チャレンジ」したい、という軸に定まり、これを言い換えると「日本」の「会社」で「チャレンジ」しやすいところという判断基準ができたそうです。

では思い切ってチャレンジするためにどうしたら良いのか?
そこで大事になるのは、世の中の流れを読むことだと言います。常に社会で起きていることやトレンドにアンテナをはり、もちろん自分の好きなことでという前提で、需要のあるところに飛び込むことが肝要だというお話でした。需要のあるところにチャンスが生まれやすいということですね。

当日のシェア内容:
https://twitter.com/ko_watanabe_tw/status/1225595646243033089?s=20

今回の4名の方々も、やはり一人一人違った考え方で、それぞれ自分なりの決断を経て今のキャリアを築いているのですね!
その決断の際にどのような思いや考えがあったのか、それを先輩方から聞けるのはとても貴重な機会になったと思います。

参加者の方からはこのような声がありました!
「しっかり自己分析し、様々な方にお会いする中で納得のいく進路を歩めるよう頑張ります!」
「全員に対して親身になって考えてくださった姿に本当に感動しました」
「今就職活動でじっくり自分と向き合えることに感謝して頑張ってまいります!」
「たくさんの方々と出会えて、縁が広がって良かったです」

以上、「社会人と一緒にキャリアを考える会No.1」のレポートでした。

ぜひNo.2も開催していきたいですね!