【報告】トビタテ学習PFイベント 理系研究室あるある相談会!オンラインで開催!

トビタテ事務局インターンで理系分野のアウトリーチ活動を中心に行なっている井上拓也です!!トビタテ5期でフランスにあるエンジニアのマネージャーを養成する学校で2年間のダブルディグリー留学、ドイツの学術研究機関で宇宙物理学の研究インターンシップを行なっていました!!

3月30日(月) にトビタテコミュニティーリーダー中谷さん主催でトビタテ学習PFイベント理系研究室あるある相談会を実施しました!!

30名近くの参加となり大変盛り上がり、20時からの開催でしたが、23時まで相談会が続きました!! 様々な場所から参加が可能なオンライン開催(Zoom)のため、海外の留学先・進学先や国内の学士、修士、博士と幅広い層の方々に参加していただき、中身の濃い時間を過ごすことが出来ました!!

理系学生の全体悩み相談

相談会は、まず初めに、軽い自己紹介と共にこの会に参加した目的や相談内容などの共有から始まりました!
相談の時間では、学会で賞を取る方法や論文の読み方、特許、学振などの話に至るまで幅広く中谷さんにお答えいただきました! その相談の中でも、学会などで掲示するポスターや学振などは研究内容の充実であったり研究計画や実現性だけでなく、異分野の研究者など見た時に伝わりやすく工夫する事も重要で、見る人の視点から考えていくことが大事であるという事が印象的でした!!

また、トビタテ生の相談の中には、研究に対する単純な興味だけではなく、研究で得られた事を実際の社会にアウトプット・普及していきたいがいまいち方法がよく分からないや海外大学院への進学相談がしたい、就職進学どちらを選ぶべきかわからないなどの意見が多く見られた為、その後からはグループに分かれて相談という形で進んでいきました。

悩みは人それぞれ

参加者の需要に合わせて、次の①から④の4つのグループに分かれて相談会を行いました!

①海外大学院進学相談
②就職or進学相談
③研究の社会実装相談
④その他

相談内容の中では、海外博士課程を選ぶ理由、海外博士課程に対する不安、日本や海外奨学金の選択などの相談に対して、実際に海外出願を経験した自分の話や、既に海外大学院に進学しているトビタテ生にお話しさせて頂きました!!

その中でも、特に博士課程進学後のキャリアの不安を皆さん持っているようでした!!その回答の一つとして、海外は日本よりも博士学位の評価が高く、博士の学位を持つことによって、よりその後の選択肢や可能性が広がるというものでした!!
また、相談の中で研究への向き合い方やモチベーションの維持の重要さを改めて気付かされたという意見や新型コロナウイルスによる研究への影響の中でも論文を多く読む時間ができたなどの意見も多くありました!!

このようなポジティブな意見を受け、相談した方たちのこれからのキャリア選択に対しての不安が少しでも解消されたのではないかと思います!!

相談を終えて

ある程度、相談が落ち着いたところで、各グループでの相談内容を全体へのシェアが行われ、それぞれのグループでの相談内容に対して、他のグループの人からのフィードバックがありました!!

最後に写真撮影を行い、終了しました!
オンライン会終了後はFacebook上で再度、自己紹介と今回のイベントのフィードバックをしていただきました!

普段は研究室にこもっている学生も、この様な外出自粛の状況を活かして異なる研究分野や環境のことを知る良い機会をこれから得ていけるのではないかなと思いました!!

最後に

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