【実施報告】トビタテ学習PFイベント「プチ留学報告会 No.3」をオンラインで開催しました。

トビタテ11期生の川端真緒と申します。”交換留学✖️宗教”という留学テーマで、インドネシアの大学に交換留学をしながら日本語学校でのボランティア活動をしておりました。

今回は、6/12(金)に開催されましたトビタテ学習PF勉強会「プチオンライン留学報告会」第3弾の実施報告をさせていただきます。

エネルギーで日本を元気に!というテーマでお話を聞かせて頂きました!
私は高校からずっと文系であまり化学に触れてこなかったのですが、エネルギー問題についてはやっぱり全員がきちんと考えていかないといけないと感じました!
また、研究環境の海外と日本の違いについても聞くことができたので、私にとって身近ではなかった海外で研究する事が少し近くに感じられるようになりました!
zoomのチャット機能で参加者と一緒に場を作っていたので、とても盛り上がり、あっという間に時間が過ぎました!

興味のある方はこの記事をお読み頂く、またはFBグループ「学習プラットフォーム」に動画が上がっていますので、ぜひご覧ください!!

※「学習プラットフォーム」はトビタテ生限定のページです。

新型コロナウイルスの猛威により、留学への思いや計画が頓挫している方が多いと思われる昨今、リアルな留学体験をお届けすることで、留学や海外への思いを再度奮い立たせようではないか、という想いからトビタテ11期生有志によってこの企画が立ち上がりました。

第3弾も第1弾第2弾に引き続き数多くの方々にご参加いただき、共に登壇者である重政海都さんのリアルな留学体験談を聞き、海外への思いを高めました。

研究概要

重政さんは水素を燃料に発電できる燃料電池、水素を作る水電解をテーマに研究しています。

そこで環境やエネルギーの研究が進んでいるドイツへの研究留学を決意し、トビタテ奨学生として渡航しました。

再生可能エネルギーとして水素を使用するメリットとして、他の環境に良いとされる発電方法(太陽光発電、風力発電など)よりも、環境的要因を受けないという事を説明して頂きました。

確かに、太陽光発電だと、時間帯や天気で発電量が変わってしまう。風力発電だと、その日の風の強さで発電量が変わってしまいます!

グラフを用いての説明だったのでとてもわかりやすかったです。

また、再生可能エネルギーは出力変動が大きく、貯蔵機能とセットで開発される必要があるそうです。

一方、水素を使用した発電だと一定で発電量が確保できるので電力の貯蔵などが有効になる事や、変換効率が比較的高い水素製造技術は注目を集めています。

エネルギー問題が及ぼす課題について、重政さんはエネルギー自給率の低さと考えているそうです。

日本の大半を支えているのは火力発電で、資源は輸入に頼っている事を話してくれました。
資源の石油は社会情勢の影響を受けやすいもので、コロナの影響で値段が下がり続けている事実を知りました。

不安定な資源を輸入し、発電する事は、電気が必要な私たちの生活が不安定という事になります。やはり、重要な問題だと思いました。

研究留学が教えてくれた「日本の研究vs. 海外の研究」

ドイツに研究留学した重政さん、友人に”Why you came to Germany?” と突然聞かれたそうです。

それもそのはず、2016年までの水素に関する文献数(英語論文)を比較してみると、ドイツより日本の方が実は200件ほど文献数が多いのです。

また、地熱発電がなぜ日本で進まないのかについても、自然公園法というもので守られている為、開発がしにくい環境で、決して技術や研究が劣っている訳ではないとお話していました。

研究環境をドイツと日本で比較してみると、制度が全く異なっていたのでびっくりしました。日本で博士課程として研究する事は一学生としてみなされるにも関わらず、ドイツや他の国では雇われている研究者として研究をするんですね。ドイツは急に解雇とかは比較的ない国だそうですが、他の国では突然解雇とかもあるそうです(この辺りは重政さんの体験談ベースなので、一概に同様の比較が可能ではないという点については断りを入れておきます)。

「研究する」ってあまりまだ身近な言葉ではないですよねっとおっしゃていた重政さん。確かに私も全く海外や日本の研究事情を知りませんでした。
今回の研究事情についてのお話はとてもためになりました。

社会課題解決に向けて僕らができることは?

ドイツに行き、議論の場が多かったと感じた重政さん。
飲み屋で出会った人でも環境問題に対しての持論があり、ドイツはそのような気軽な場でも議論ができる環境がたくさんあったそうです。

日本でも気軽に議論できる場があれば、、、と感じるようになったそうです。

留学で得た事として
①自分の声の音量をちょっとだけあげる
この思いが今回の企画に携わるきっかけにもなった。
②徹頭徹尾データに基づく議論を投げかける
一研究者として、エビデンスを大切にした議論を展開したい。

の二点があったそうです。
留学後は、この企画以外にも「気候変動について考える会」という勉強会を開催しているそうです。興味のある方は是非、重政さんまで連絡してみてください!

まとめ

今回は重政さんの留学報告会から始まり、テーマに関して、チャットを多く活用し、視聴者と共に深く掘り下げていくような構成になりました。
この記事は会の雰囲気が伝わるように執筆いたしました。
何か新たな発見や興味を感じ取って頂けているのであれば幸いです。

全5回に渡って企画されております、プチ留学報告会。次の登壇者の留学体験も本当に興味深いものですので、関心を持っていただけた方は、是非いらしてください。

そして、少しでも内容に共感いただけた方には、是非とも共にこのトビタテコミュニティを盛り上げてほしいなと思います。連絡ください!!

本イベントは、トビタテ11期有志4名、及びトビタテ事務局の七條晶子さんのご協力の下、企画運営を行いました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

最後に

トビタテ学習プラットフォームでは、今後も随時、企画を実施予定です。
Facebookページにて最新の情報を発信していきますので、登録をお願いします!
トビタテ学習プラットフォームページ
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※トビタテ学習プラットフォーム(PF)とは・・・
トビタテ生の留学後の継続的な成長促進と支援企業等との接点、コラボレーションの創出と同時にトビタテ生コミュニティの活性化を目指すものです。

今回司会を務めた川端真緒がお送りしました。