第88回とまりぎインタビュー:福間良美さん【「発展途上国で活躍する看護師を目指す」きっかけをくれた留学】

2021年10月26日

みなさんこんにちは!高校3期生の積千夏です!今日は高校三期生でカンボジアに留学していた福間良美さんにインタビューしました!

トビタテ!留学JAPANでの留学

福間良美さん
トビタテ高校3期
国際ボランティア

積)最初に留学したきっかけを教えてください!

福間)高校で発展途上国のことを学んでいました。主に、水について浄化方法などをずっと研究していて、学校の代表で環境問題を学びにベトナムに行きました。でも、あまり学びきれなくて、環境問題と観光業を両立していてベトナムの隣の国でもあるカンボジアに留学を決めました。

積)高校の時から水に特化した授業があったのですか?

福間)SGH高校で地元の水がきれいってことで、水をテーマにした課外活動がありました。

ライセンスを習得しながら課外活動

積)高校生の時から色々な活動ができていい経験ですね!カンボジアではどんな活動をしていましたか?

福間)プログラムに参加しました。ダイビングの資格を現地で習得して、ダイビングで海の中の海洋生物を観察したり、町の人と協力してゴミ拾い活動に参加したり、滞在していた島の学校に行って環境問題を英語で教えていました。

積)ライセンスを取りながら活動していたのですね!深くまで潜っていたのですか?

福間)そうですね。環境保護活動している方と一緒に潜っていました。

積)ハードそう!心に残った活動はありますか?

福間)現地の方と一緒にゴミ拾い活動をしたことが1番印象強かったです。道端にペットボトルとかゴミがたくさんあって、それを町の人たちみんなで協力して片付けました。日本でもあるけれど、そこまでの大人数が参加することはないと思います。自分はカンボジアの言葉がわからないのに、一緒に活動できる喜びも感じました。

島の人たちとゴミ拾いをしている福間さん(右側)

積)町の人と交流できていいですね!現地での活動が今に活かされていることはありますか?

帰国後に見つけたやりたいこと

福間)カンボジアに行ったことで、現地の状況も分かったし、環境問題の日本との違いに驚きました。こんなに大変な場所で生活している人がいるってことも実感したし、現地の深刻さにも気がつきました。自分は発展途上国で働きたい!と前から思っていたんですけど、どんな職業で携わりたいかということはわかりませんでした。でも、帰国してからは自らの力で人を助けたいと思うようになりました。今は発展途上国で国際的に活躍できる看護師になろうと思って、看護学部で勉強しています。

積)そうだったんですね!帰国してから進路は変わりましたか?

福間)留学前は、経済学部で世界情勢について勉強して発展途上国で働けたらいいなと思っていたんですけど、実際に現地に行った時に、自分がスキル持ってないとできないことがたくさんあるって気が付いて看護師になろうと決意しました。

積)自分も高校3年生の時に留学して進路が変わったので、進路決定の前に留学することも大事なんじゃないかなって思っていて。

福間)大事ですよね。世界観も変わりますし、視野も広がりますよね。

積)今看護学生ってことはかなり忙しいですよね!

福間)他学部と比べたら少し忙しいかもしれません。でも、学んだことが全て将来につながるので、今勉強した分だけ自分の力になると思って勉強しています!

積)すごいな〜。これからの目標はありますか?

福間)今看護学部で、他学部より英語に力を入れてないので、看護の勉強として英語も勉強したいなと思います!

ダイビング前の1枚

編集後記
留学後に進路が大きく変わったと話していた福間さん。留学してからやりたいことがはっきりと定まり、夢に向かって頑張っている姿に刺激を受けました!心の底から応援しています。