第91回トビタテ!起業家インタビュー第3弾:下山明彦さん 【若者が熱狂的にビジネスに取り組める世界へ】

2020年8月12日

 

みなさんこんにちは!トビタテ10期の内木です!

今回は起業家インタビュー第三弾のゲストとして、株式会社Seijin Holdingsの代表取締役である下山明彦さんにインタビューして参りました。下山さんはトビタテ4期の新興国コースで、フィリピンとインドの教育系のNGOで活動した後、仮想通貨メディアを運営する株式会社CoinOtakuを設立し、「仮想通貨」で検索1位を獲得、業界トップクラスのwebメディアを作り、その後、株式会社CoinOtakuを傘下としたSeijin Holdingsを設立し、現在は3社9事業を統括されています。

主になぜ事業を始めたか、事業はなぜ大きくする事ができたかを聞いてきたので

起業に興味ある
日本有数メディアを作れた理由を知りたい
起業を成功させるコツが知りたい

こんな事を思うトビタテ生は最後までご覧ください!

トビタテ留学ジャパンでの留学

国:インド、フィリピン
期間:8ヶ月
期、コース:4期、(新興国コース)
内容:教育系のNGOで活動

自己紹介

内木:初めまして!本日はよろしくお願いします!

下山:よろしくお願いします。

内木:では、最初に自己紹介をお願いします!

下山:はい、トビタテ4期で、インドやフィリピンの教育系NGOでインターンシップしていました。インドでは瞑想修行もしました。現在の所属は株式会社Seijin Holdingsの代表取締役と株式会社CoinOtakuの顧問を務めています。また、東京大学の4年生です。

私の紹介記事は以下のリンクから確認してください

wantedlyのプロフィールツイッターアカウントSeijin Holdings HP

事業概要・事業で辛かった問題

内木:ありがとうございます!次に事業概要、また事業でいちばん辛かった問題を教えていただけないでしょうか?

下山:はい、会社は2017年の10月に仮想メディアを運営する株式会社CoinOtakuを設立しました。しかし、立ち上げた仮想メディア「CoinOtaku」のPV(ページビュー)数が増えてきたところで、仮想通貨のバブルが崩壊しました。ビットコインの事件でその価格は半分以下に。この一件で仮想通貨業界は一変し、マーケットの可能性を感じて事業を始めましたが、マーケットが死んだのではないかと思いました。

実際、”儲かる”と思って参入した新参者は蜘蛛の子を散らすように消えました。おそらく100社以上です。

ところが、幸運なことに「CoinOtaku」は生き残りました。

そして事業は伸びていきましたが、また問題が発生しました。

当時の代表も含め様々なメンバーが離脱し戦力が半減したことです。
ただ一方で、残ったメンバーはめちゃくちゃいい奴らだったんです。

「いいやつ」っていうのは、単に性格がいいとかではなく、「こいつに任せてみよう」と思える突破力や気前のよさがあるというか。信じて任せてしまえば突破できる、してくれる若い才能という感じです。なので、一旦任せてみることにしました。

まず一つ目のチャレンジ。それは当時いたインターン生を会社の社長にしてみることです。そして、私は若い人に熱量とビジネスで成功する力を提供できる場所を作りたいという思いから、「若き才能を集めてビジネスで熱狂的に世界を変える」をミッションとするSeijin Holdingsを作り、様々な若い人に様々なチャンスを与えれるように頑張っています。

(CoinOtakuのオフィスの写真)

起業したきっかけ

内木:そんな危機的状況を乗り越えられて凄いです!!そもそも起業はなぜしようと思ったんですか!?

下山:元々学費や生活費を全部自分で稼がなくてはならないという状況で様々な事をして稼いでいました。その中に仮想通貨投資もありました。また、それに加えて東大国際系のゼミで仮想通貨が経済思想的にどのように位置付けられるかという事を研究をしており、仮想通貨が今後絶対来る分野だと確信していました。ただ一方で、当時は仮想通貨の情報がなく、情報商材のようなものしかありませんでした。
そこから自分の知識を生かしがら仮想通貨のメディアを商業的に作れば、確実に伸びると思ったため立ち上げました。

また、自分の好奇心やチャレンジ精神も後押しとなりました。
元々好奇心は強いタイプで、様々なインターンやビジネスコンペで優勝したタイミングかつ、インターン優勝の副賞でシリコンバレーに行き、ビジネスマンのチャレンジする姿を見て感化されたので、自分も帰りの飛行機で起業に挑戦しようと決意し、帰国後すぐ始めました。

(ビジネスコンテスト優勝時の写真)

事業が伸びた要因

内木:飛行機で決意して、帰国後すぐ始め、成功させる行動力や精神力凄すぎます。。
下山さんは事業が伸びた1番の要因ってなんだと思いますか?

下山:一つは仮想通貨市場を信じられたことだと思います。

自分が参入した時は、仮想通貨の価値が上がっててなんとなく稼げるのではないかと思って参入してくる人がほとんどでした。そして半年後にはバブルは弾けたくさんの人は仮想通貨から撤退しました。しかし自分の場合、バブルが来る前から研究をしっかり行い、仕組みがわかっており、仮想通貨が好きで市場に可能性を感じていたため、辛い状況の時にもやり切れたと思います。

また、チーム作りにもめちゃくちゃこだわりました。

例えば、ブロックチェーンが数学で説明できる東大生や、エンジニアや、あるいは同じゼミの子など、東大早慶の地頭がいい子を集め、ただ記事を量産するライターではなく、ちゃんと仮想通貨に興味あり、深い理解の元記事を書けるライターを全員会社内部に置いた点です。

この体制は特殊で、普通メディアを運用する会社では、ライターをクラウドワークスなどで外注しますが私たちはしませんでした。

これにより仮想通貨という理解が難しい領域かつ新しい情報がどんどん出ていた時代に読者のニーズに合わせた最適な記事を書くことができて伸びたのも要因だと思います。

トビタテ留学JAPANは事業にどう活きているか

内木:なるほど・・!市場とチームへの信頼によりやり切れたんですね!今回はトビタテ関連の取材と言う事で、この事業を運営する点でトビタテ留学ジャパンでの留学がどう活きたか教えて頂きたいです!

下山:はい、私の場合はサバイバル経験が本当に活きたと思いました。

具体的には、インドやフィリピンで過ごすだけでも辛い経験だと思いますが、特に私の場合はインドの寺で朝4時に起きて、10日間何も話さない、書かない、目も合わさない中で瞑想し続ける経験、食事にしてもインドの食事が口に合わない自分が、インドの修行僧の食べ物を食べ続ける経験、常にシャワーも冷水みたいな経験をしました。

この経験をした事で会社に泊まることは当たり前にできますし、なんなら起業してからは自分の家を解約して、2年間ずっとオフィスに住み続け、ジムのシャワーしか浴びない生活を送りました。笑

こんな生活が当たり前にできたのはトビタテ留学ジャパンの経験が活きたからだと思います。

(留学時の写真)

将来のビジョン

内木:瞑想修行、、大変過酷だと思いますが、気になります。笑最近はマインドフルネスが流行ってますよね。
そんな下山さんの将来のビジョンを教えていただいてもよろしいでしょうか?

下山:自分たちが可能性を感じる新領域に参戦していき事業を沢山創り、それを若い才能に任せて、若者が熱狂的にビジネスに取り組める環境を作っていきたいです。

内木:どうして若者にそういった環境を提供したいと思うのですか?

下山:そうですね。自分自身が熱狂的に何かに取り組んでるのが人生で一番充実していたからだと思います。

何やろうか悩んだりするのって無駄ではないですが、楽しくはないかなと思います。

また、何やるか決めて熱量は持っているが、荒削りな部分が多く成功しなさそうな人もいます。そんな若い人達が志を持ち、かつビジネスをちゃんと構築できる場所を作りたいと思いました。

トビタテ生への一言

内木:若者にとって熱狂できる場。素敵です!
最後にトビタテ生の中で起業したい人や何か行動を起こしたい人に何か一言お願いします。

下山:起業で重要になってくるのが、”志”と”本質的なビジネスへの理解”の二つです。

トビタテ生は何かしらに問題意識はあると思います。しかしこの問題は自分が人を雇って、投資してもらったらちゃんと恩を返せる程思っている問題なのかは意識した方が良いです。

そして、その志をビジネスとして昇華出来るか。実はここがめちゃくちゃ難しくて、多くの人が入り口で失敗しています。起業家として一番経験値がないスタート時点で事業モデルを考えないといけないので構造的な問題とも言えます。

だからこそ、Senjin Holdingsではまずそこを徹底的に教えて、一緒に事業を立ち上げる、という流れにしています。それさえできたら本当に戦えるかどうかを先に成功している人達に聞いて挑戦していけば良いと思います。

それこそSeijin Holdingsでもやっているのでよければぜひって感じです(笑)

編集後記

お時間取っていただきありがとうございました!

「若者が熱狂できる場を作る。」とてもかっこいいビジョンです!

どんな事業を若者に任せ、会社を成長させるか今後の下山さんの活躍に目が離せません!!興味ある人はぜひコンタクトを取ってください!

志とビジネス構築能力を意識して熱狂しながらみんなで色々なチャレンジしていきましょう🔥