第96回トビタテ!起業家インタビュー第6弾:荒木孝文さん 【本音そのまんま安心できる社会へ】前編

2020年8月15日

みなさんこんにちは!トビタテ10期の内木です!

起業家インタビュー第6弾として、そのまんま荘 代表理事で「そのまんま等身大の自分に安心できる社会を実現する」という思いの元、恵比寿駅徒歩7分の地方就活生向けのゲストハウスである「そのまんま荘」を運営されているトビタテ4期の荒木孝文さんにお越しいただきました!

コミュニティ、教育、ゲストハウス運営などに興味あるトビタテ生には特にオススメです!

トビタテ留学JAPANの留学内容

所属:そのまんま荘 代表理事
国:アメリカ(フロリダ)
期間: 2016年10月 –  2017年8月
テーマ:世界最高峰のNPOで児童福祉を実践

自己紹介

内木:初めまして!本日はよろしくお願い致します。

荒木:よろしくお願い致します!

内木:早速ですが簡単に自己紹介して頂いてもいいでしょうか?

荒木:皆さ〜んこんにちは、荒木孝文です。(キャスト風挨拶はディズニー、USJのキャストとして働いていたため)2019年1月にそのまんま荘を立ち上げました。
そのまんま荘は、滞在場所と、お互いの「本音を応援し合えるコミュニティ」を提供しています。

そのまんま荘とは

内木:そのまんま荘って地方就活生を中心に、上京する若者に対して、宿泊提供しているゲストハウスなんですよね!
僕も地方学生なので就活ゲストハウスすごく気になります・・・!
どんな場所か、教えて頂いてもいいですか?

荒木:はい、そのまんま荘は巷のゲストハウスとは違います。笑 コミュニティのオアシスなんです。月額300円(*)を支払っているメンバー全員に1日いれる滞在場所や、オンラインのコミュニティを提供しています。熱量や挑戦したいことがあっても、フラットに応援し合える大人との接点が地方や就活には少ない現状があります。コミュニティを通して、一人一人の”そのまんま”を応援し、周りからサポートを受けながら人生を前進させる若者を増やしています!

(*月額300円については、2020年9月よりβ版スタート予定)

内木:なるほど!泊まれるのって楽しそうですね!それは、一体どういう内容なんですか?

荒木:私たちは「人生を分かち合う」体験を提供しています。具体的に言うと、ご飯を食べたり、”おかえり”や”ただいま”を通して、生活の時間を分かち合える環境を創っています。コミュニティのメンバーは、オンラインとそのまんま荘での滞在を通して、フラットに応援し合える仲間や、応援してくれる存在と人生を共有しているんですよね。

(そのまんま荘の写真)

そのまんま荘を創業したきっかけ

内木:そもそも、なんで「そのまんま荘」を創業しようと思ったんですか、、、?

荒木:大学進学の経験が元となっています。

実際の大学は、僕が思っていた以上に拍子抜けだったんですよね。みんな講義寝てるし、自分も寝てるし。大学で接する大人たちが、あまり面白くなかったんです。「なんだ、こりゃ…この人たちから一体何を学べばいいんだ?」みたいな。そんな狭い世界から出て、東京に上京すれば、きっともっと自分のくすぶる熱量みたいなものを発揮できる環境があるはずだ!と意気揚々と上京するため、就職活動を東京で開始しました。

けれども、1社1社の面接は私にとっては恐怖体験へと変わっていきました。人事や人材会社は、そういうくすぶる熱量よりも、評価しやすいフォーマットを重視する傾向があるじゃないですか?その中で「それらのフォーマットに合わせなきゃ受け入れられない」という違和感や自己否定に苦しんでいました。迷走する中、建前や、自分を大きく見せてしまい、上手くいかなかったんですよね。ありのまま、そのまんまの自分は受け入れられるのだろうか?と内心、めっちゃ焦っていました。

で、ふと思ったんです。他にも、似た痛みを抱えている同世代、きっと、いるんじゃないのかな?

なら、もう同世代や後輩たちが、こんな苦しい思いをせずに済む社会にしたいなぁ…!と。そのためには、表面的なフォーマットで評価しない面白い社会人と挑戦しようとしている若者の接点を作り出す必要がある。

そこで、2018年4月にスタートしたのが「そのまんまに安心できる場所、そのまんま荘」でした。お互いの本音を表面的な評価軸ではなく、よりフラットに応援しあえるコミュニティを創っている理由は、このような経緯からです!

内木:なるほど!大学での経験が元となっているんですね。
経験を武器として使うのは大切なことなのですが、企業に合わせすぎて、本音を見失ってしまうとつらくなってしまいますよね。

創業して一番困難だったこと

内木:そんな荒木さんがそのまんま荘を続けられていて一番困難だったことはなんですか?

荒木:婚約破棄に1億円規模の支援難航と、両親との大喧嘩が重なった2019年の夏です。

内木:婚約破棄と1億円規模の支援が難航ってとんでもなくないですか!?!?
また、1億円規模の支援難航ってどういう経緯で難航になったんですか?

荒木:2019年3月に、AbemaTVの10億円会議という番組選考で通過して1億円規模の支援を受けることになったんですが、実は、その資金獲得が超難航…という話です。(苦笑)
(番組の様子はこちらから)

具体的には、1次のメール選考、2次の電話選考、3次の面接、そして4次で番組選考という怒涛の流れで、このように1億7600万円の資金を獲得しました。(当時の番組最高額は約3000万円)

(番組の様子)

内木:番組最高が3000万円だったのに凄すぎます!

荒木:「人生アがった…!」当時そう思いました。サラリーマンの生涯年収が入ることになったので、、、けど、大きなお金にビビりすぎて翌週から1週間ほど寝込んでしまいました。(苦笑)

あとすっごい裏話なのですが、実は此方、プレゼンの当日に金額を変えたんですよね。(笑)当日の朝5時まで、5000万円の予定だったんですが、朝6時にディレクターに電話して3倍に変更してもらいました。というのも、当初の金額だと運転資金としてカツカツの計算だったんですよね。この金額だけでは「世の中は変えられない」と思い、当日の朝、希望金額を変えました。番組のディレクターは「あっ、こいつ落ちたな」と思ったそうです。一部のメンバーには、かーーーーーなり強く反対されました(笑)

内木:そんな裏話があったんですか!僕が仲間だったら間違いなく反対しますw

荒木:そうですよね(笑)

仲間からの意見も大切ですが、それ以上に「社会を本気で変える」ためのアクションを会社として取りたかったんですよね。その思いを理解してくれているメンバーからは「まあ、そうっすよね」みたいな感じでしたし。

内木:なるほど!応援してくれる人と、自分がやりたい事をどこまで追求するかの点については、トビタテ生も選考時に悩んだかもしれませんね。自分の成し遂げたい事を追及されていてすごいなと感じました。

僕だったらそこで心折れてしまいそうなんですけれども、そんな大変な状況をどうやって乗り越えられたんですか!?

後半へ続く