第101回トビタテ!起業家インタビュー第9弾:冨平準喜さん 【理系の学生は〇〇してください】

2020年9月15日

みなさんこんにちは!トビタテ10期の内木です!

起業家インタビュー第9弾として、トビタテ11期でニコニコ動画のようにプレゼン中の画面にコメントできるアプリを開発された株式会社コメントスクリーンの代表取締役である冨平準喜さんに取材させて頂きました!

  • コメントスクリーンって聞いた事あるけどどういうもの
  • 人気が急上昇しているサービスの運営方法を知りたい
  • エンジニア起業のメリットとは

こんな事を思うトビタテ生もいらっしゃると思います!

そこで今回は、事業概要、始めたきっかけ、エンジニア企業のメリット、サービス運営で意識している事など聞いてきました!

コロナを機に様々な場面でオンラインに移行される中で、現在話題を呼んでいるサービス開発者の話を聞ける機会も少ないと思うので、気になる方はよければ最後まで見てみてください!

トビタテ留学JAPANでの留学

所属:株式会社コメントスクリーン代表取締役
国:シンガポール
期間: 2019年8月 –  2019年9月
テーマ:自然言語処理の最先端を学ぶ

自己紹介

内木:トビタテ留学時のシンガポール以来ですね!
本日はよろしくお願いいたします。

冨平さん:そうですね!よろしくお願いします!

内木:早速ですが、自己紹介をお願いします!

冨平:トビタテ11期で株式会社コメントスクリーンの代表取締役と筑波大学大学院人間総合科学学術院に所属している冨平準喜と申します!

これまでは、ものづくり大賞・内閣総理大臣賞受賞や第 27 回全国高等専門学校プログラミングコンテスト課題部門文部科学大臣賞 最優秀賞 情報処理学会若手奨励賞、日本学生支援機構優秀学生表彰産業イノベーション部門 大賞などの賞をいただいたりしてきました。

内木:ありがとうございます!本当に色々な賞受賞されていてすごすぎます。笑
本日は今話題のコメントスクリーンについてやエンジニア起業の話についてお話しできればと思います!

(内閣総理大臣賞受賞時の写真)

事業概要

内木:早速ですが、簡単に事業の概要について教えていただけますでしょうか?

冨平:コメントスクリーンとは、ニコニコ動画みたいにプレゼン中の画面にコメントを流したり、絵文字でみんなのリアクションを表示できたりと、プレゼンをインタラクティブにするアプリです。

内木:Zoomは会議中1人しか喋れず、反応しづらいと思っていたので、コメントスクリーンのおかげで反応もしやすくなりました!

冨平:そういっていただいて、嬉しいです!

コメントスクリーンを作ったきっかけ

内木:どのようなことがきっかけで、コメントスクリーンを作ったのですか?

冨平:高専3年生から、スタートアップのベンチャーでインターンしていたりと、もともと物作りが好きで、よくアプリなどを作っており、将来的に、※プロダクトマーケットフィットしたものを作れれば起業したいと思っていました。

そして、自身のプレゼンを盛り上げるためにコメントスクリーンを作ったのですが、あるプレゼンで使用した時に周りから自分も使いたいとフィードバックを多くもらったので、

実際にみんなが使えるように、Windows版とMac版とWeb版を作ったのが始まりです!

※プロダクトマーケットフィット:顧客の課題を満足させる製品(プロダクト、サービス)を提供し、それが適切な市場に受け入れられている状態のこと。 略称は「PMF」。

内木:そうだったんですね!自分用に作ったのが始まりとは知らなかったです!

展開方法

内木:実際に作られてからどのように展開されていったんですか?
どのようにバズり、使用回数が増えていったか気になります!

冨平:2019年の4月に公開はしました!公開後何件か問い合わせありましたが、最初はそこまで伸びていないです。

内木:そんな前から作っていたんですね!

冨平:はい!人気になったきっかけは、2019年の10月頃に落合先生の授業(コンテンツ応用論)で使ってもらったらツイッター上でバズった事です。しかし、事業化をするまでではなかったです。

ただそこから、コロナの影響で時代がオンライン化になり、時代の方がフィットしてきたのは大きかったです。

また、東京大学学長補佐の稲見先生がオンライン授業にとてもいいと紹介していただいた所、全国のオンライン授業の現場で使われるようになりました。

そこで、ユーザー数が大きくなり、大手企業様からもお問い合わせが来るようになってきたため、コメントスクリーンを事業化しようと決断しました。

内木:なるほど、時代にフィットしたのと、落合先生、稲見先生というお二人の先生の紹介で人気が出たのですね!
今は1日にどのくらい使われているのですか?

冨平:今は1日4500人程度です!

内木:月だと10万人超えますね!すごいですね!

(コメントスクリーンが朝日新聞に掲載された時の写真)

エンジニア出身で起業するメリット

内木:ここまでで、コメントスクリーンについて大分理解できました。ありがとうございます!
次に、冨平さんはエンジニア出身で起業されたということで、エンジニアで起業するメリットを教えていただきたいです!トビタテ生は理系が多いですし、文系でもプログラミングを習っている人がいると思うので、その人たちに参考になるかと思います。

冨平:やっぱり、エンジニアは自分の力で新しいものを生み出せるのが強みだと思います。

一般的には、まずマーケットみててプロダクトを作るべきだと思いますが、エンジニアの場合はとりあえず作ってみてから判断ができるということです。コストは時間だけなので。

内木:なるほど!確かに、エンジニアだと自分で物を作れるので他に外注する費用が浮き、チャレンジしやすいですよね!

スタートアップとして意識していること

内木:次に、スタートアップ企業として意識していることをお聞きしたいです!

冨平:自分たちはソフトウェアの会社なので、特にプロダクト作りに関する事でいうと、ユーザーのヒアリングを通して、ユーザーが本当に欲しい機能を見極めることと改善スピードは意識しています!

内木:欲しい機能の見極めと改善スピードですか、、、詳しく教えてください!

冨平:はい、具体的にいうと、ユーザーのフィードバックを受け、すぐにいらない機能は削ぎ落とすのですが、それをできるだけ早いスピードでユーザーに届けるということです!

実際にユーザーと話すこともあるのですが、もうできたの!?と思われるスピード感でやっています。エンジニアはなんでも作れるので、よく機能をつけたがるのですが、つける機能が本当にユーザーが欲しいか判断し提供することが重要だと考えています。

内木:エンジニアの方は機能をつけたがり、本当に必要な機能かどうか考えたほうがいいという話はよく自分も聞きます!ユーザーとしては使いやすさも大事ですもんね。

コメントスクリーンをどのように展開していきたいか

内木:コメントスクリーンは今後どのように展開していく予定なのですか?
言える範囲でいいので教えていただきたいです!

冨平:まず日本ではオンライン授業でデフォルトとして使われる事を目指します!
また、音声認識機能を加え、10人以上の会議にも有効にできるよう改善していきたいです。

そして、オンライン授業のツールとして海外のマーケットにもどんどん進出していきたいです!そのためにどの国や言語でも使えるようにしていきます。実際に、現在だと世界12カ国で使われています。

内木:そんな海外でも使われているのですか!びっくりしました!!

将来のビジョン

内木:そんな冨平さんの将来のビジョンを教えてもらってもいいですか?

冨平:個人としては、もっと面白く、スケールがでかいのを作りたいなと思っています!
規模でいうと、人々が一般的に使うプロダクトのレベルです。

また、コメントスクリーンに関しては、1日100000人を来年の4月までに実現したいと考えており、グローバル向けのマーケティングを本格化していきます!

内木:なるほど!冨平さんならいつかGAFAのような人々が一般的に使っているレベルのものを作りそうな気が勝手にしています。。。笑 本当に応援してます!

トビタテ生へのメッセージ

内木:最後に起業したいトビタテ生へのメッセージを頂けますか?冨平さんは理系なので、特に理系のトビタテ生に関してになると思いますが。

冨平:顧みずに新しいものを生み出して欲しいと思っております。

理系のトビタテ生は新しいものを作れる素質があるとおもうので、まずは生み出すことが重要です。その後、プレゼンテーションするとそれをみてくれる人がきっといるはずです。

内木:ありがとうございます!理系の方は生み出すことができるので、とりあえず新しく物を作るべきってことですね!

本日は取材を受けてくださりありがとうございました!

編集後記

本日は、トビタテ11期で、現役の筑波大学院生かつ株式会社コメントスクリーンの代表取締役である冨平準喜さんに取材させていただきました!

冨平さんはエンジニアとして物を作ることが大好きということが取材を通して特に感じました。

今話題のコメントスクリーンもそうですが、いずれは世界中で使われるプロダクトを生み出されていくのではないかと感じました!

そんな冨平さんの活躍には目が離せませんね!

ぜひトビタテ生はコメントスクリーンを使い、トビタテ生一同でプロダクトを盛り上げていきましょう!

(取材中使いましたが、本当に便利でした。。。笑)

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