高校生にチャレンジのきっかけを届けたい!愛知のトビタテ生による高校訪問大作戦vol.1

こんにちは!トビタテ9期の若杉美穂です!

”高校生にチャレンジのきっかけを届けたい”そんな思いから現在、愛知県のトビタテ生と共に、高校にお邪魔して留学体験を伝えるワークショップを展開しています。今回はその第一弾・高田高校での出張オンラインワークショップのレポートです。

高校訪問大作戦「母校へGO!」とは?

愛知県のトビタテ生がそれぞれの母校を中心に東海圏の高校を訪問し、留学経験を伝えることで、中・高校生のみんなに、チャレンジするきっかけを届けよう!というプロジェクトです。

私自身、高校生の頃に海外への憧れがあったものの、周りに留学経験のある人はおらず、自分とは遠い世界のことだと思っていました。「いつか旅行できたらいいな」と思うくらいで、海外で何か挑戦をするなんて選択肢にもありませんでした。

大学でようやく国際交流が身近になり留学への一歩を踏み出すことができましたが、高校から豊富な海外経験をしてきた子たちに出会うと、高校時代にそんな人たちに出会っていたら違う進路があったのかもしれないなと感じる時がありました。

”私たちの留学体験を活かして高校生のみんなの応援がしたい。”

そんな思いから生まれたのがこの母校へGOプロジェクトです。

賛同してくれたメンバーは現時点で11名!皆で作った企画書を持って、各高校の先生にお願いに回っています。この状況下なのでオンラインでの訪問にはなってしまいますが、高校生の皆さんとの交流を楽しんでいます。

愛知から発信していこう!高校訪問大作戦「母校へGO」誕生のきっかけ

この母校へGO!のきっかけはトビタテ!愛知県人会でした。

高校1期の寺社下彌生ちゃんからの提案を受け、2人で一緒に企画してきたトビタテ!愛知県人会。今やFacebookメンバーは90人、6月・7月に開催したオンラインイベントでも計50名を超える皆さんにご参加いただくなど、愛知は盛り上がりを見せているんです♡

彌生ちゃんパワーのおかげで、愛知県人会は高校生コース出身の子もたくさん来てくれていて、これまであまりなかった高校生コース、大学生コースの垣根を超えた交流がたくさん生まれてきました。

”愛知県のトビタテ生が繋がり始めた今なら、皆で大きなことができそう!”という思いと、彌生ちゃんと私が双方持っていた”高校生のチャレンジを応援したい!”という思いが重なり、母校へGO!が生まれることになったのです。

県人会のFacebookで呼びかけるとたくさんの賛同の声が✨

集まってくれた皆に企画書をブラッシュアップしてもらいながら、各高校へのアタックを始めました。

記念すべき第一弾は三重県・高田高校に!

「母校へGO!」が走り出した頃、この企画を強力にバックアップをしてくれている事務局の麻由さんのご紹介で、三重県・高田高校の伊佐山先生とお話できることになりました。

情熱深くて前向きなとっても素敵な伊佐山先生は、私たちの思いをお伝えしワークショップ開催のお願いをすると、「ぜひ!」と快く引き受けてくださいました。

その後の打ち合わせでもたくさんアドバイスをいただきながら、「高校生のみんなの心に届く話」を目標に準備を続けました。こうして9月3日木曜日、寺社下彌生ちゃんと、私・若杉美穂の2人で、高田高校1年生の英語の授業にお邪魔してきました。

留学のハードルを下げたい!高校1期・寺社下彌生によるワークショップ

最初にお話してくれたのは、高校1期国際ボランティアコースで、 スリランカに3週間の留学をした彌生ちゃん。自分自身の中学・高校の経験を交えながら、力強くお話してくれました!

🍁今回の高校訪問への思い🍁

自分自身、高校時代に留学に行った経験が今の「物怖じしない行動力」をつくった源泉になっていると感じています。「14日で、別人になれます」というトビタテのコピーは本当だと思っていて、私は留学中の経験はもちろん、その前後で出会えた人々に大きく影響を受けながら大人になりました(笑)。「留学って意識高い」「留学ってすごい」今はまだまだそんな風潮があると思いますが、私の話を聞いて「高校で留学すること」へのハードルが少しでも低くなればと思い、今回の高校訪問に携わらせていただくことを決めました。

🍁話した内容🍁

「留学の目的は人それぞれ、大きな夢や目標が無くたっていい」

英語が得意で特に勉強せずとも好成績を取れていた中学から一転、国際英語科の高校に入学すると海外経験豊富なクラスメートに囲まれていました。それまで旅行ですら海外に行ったことがなく、英語も周囲に比べて劣っていた私はコンプレックスの塊。

自信を完全に失っていた高校1年の冬、返済不要の奨学金で海外へ行けるチャンスを知りました。そしてなんとか勝ち取った合格通知を持って、高2の夏休みにスリランカへ。帰ってくると予想以上に周りからの反響が大きく、ちっぽけで何もできなかった自分が一皮剥けたのを感じました。

そこから、自分のコンプレックスを自分の行動力によって克服する気持ちよさの虜になり、言語のコンプレックスに立ち向かうようになります。当時クラスメートは皆ネイティブレベルの英語力を持っていたので英語での勝ち目はないと思い、中国語にシフトチェンジ。本気で習得するなら海外の方が手っ取り早く、海外の大学ってなんか楽しそうと思い、台湾正規留学を即決。約2年半中国語を猛勉強し、台湾の大学に合格しました。現在に至るまで、現地の学生の政治に対する当事者意識の高さや異文化に対する寛容さ、タピオカの美味しさ(?)などに触れながら後悔のない留学生活を送っています。

もちろん私の周りには、大きな夢を追いかけて高校で留学へ行った友人や海外の大学へ行った友人が何人もいました。でも私は当時も今も大きな夢も目標もない。「クラスメートへの嫉妬」「なんか楽しそう」私はそんな理由で海外へ行くことを決めました。

「高いから」「怖いから」「特にやりたいこともないし…」そんな理由で留学を諦める時代は終わりつつあるのかもしれません。部活をするように、旅行をするように、そんな軽い感覚で「留学」も捉え直してみてほしいです。

挑戦の楽しさを伝えたい!大学9期・若杉美穂によるワークショップ

次に話したのは、9期世界トップレベル大学等コースにてイギリスに10ヶ月半留学した私・若杉美穂です。私の留学は幼い頃からの夢であった「演劇」を追いかけてのものでした。留学前の迷いや不安、現地での挫折も含めて、一歩踏み出す勇気と挑戦の意義についてお話しました。

🍁話した内容🍁

「怖がりで超慎重派高校生だった私でも、演劇留学をして、世界57ヵ国を旅できたこと」

私はとっても怖がりな、超がつくほどの慎重派。高校時代は英語や社会の授業で知った海外の雰囲気に魅了されて、「違う国に行ってみたいな」と思いはするものの、海外に長期間留学するなんて、怖くて考えられませんでした。

そんな私は大学に入学し、留学生との交流や大学主催の海外短期研修を経て、留学への自信をつけていきます。そして大学生活も折り返しを迎えた頃、「せっかくの人生、やりたいことを思い切りやってみよう!」と幼い頃からずっと抱き続けた夢を追いかけ、演劇大国・イギリスの名門演劇学科に飛び込むことを決めました。

唯一の留学生で、かつ演劇経験もなかった私を待っていたのは、大きな大きな挫折。ですが留学を決めた時の「演劇を学びたい」という思いが背中を押し、周囲との実力差を1教科10時間を超える予習でカバーしながら、最終作品ではクラス最高評価を獲得できるほどに。決して楽な日々ではありませんでしたが、”やりたいことに思い切り向き合う”時間は心の底からワクワクできる、自分が輝ける時間だと感じました。

また私は演劇を学ぶ傍ら、移民が多く、評判の芳しくない街に留学したことがきっかけで「世界への偏見」に関心を持つようになります。そして自分の目で見た事実をもとに物事を語れる人間になりたいと、すべての国に訪れようと決意しました。その第一歩としてヨーロッパ全ヵ国を含む世界57ヵ国を1人で旅した経験から、皆のイメージしない部分のヨーロッパについてもお話してきました。

こんな風に怖がりだった私でも、自分の思いを追いかけて一歩踏み出してみたら、かけがえのない経験ができました。このように自分の心に手をあてて、やりたいことが見つかったら、その思いを大切に育むことの大事さが伝わっていれば嬉しく思います。

高田高校への訪問を終えて

授業終了後に、高校生の皆さんからの嬉しい言葉が届きました!

ドキドキの訪問でしたが、「私も挑戦してみたい」と思ってくれた子がたくさんで、今回授業に参加できて本当によかったです。オンラインでの訪問にも関わらず、積極的に参加してくれた高田高校のみんなにも感謝です♡

そしてこの高校訪問を快く引き受けて下さった高田高校の伊佐山先生にも、改めてこの場を借りてお礼申し上げます。

今回の高田高校でのワークショップを皮切りに、東海圏での高校訪問を盛り上げていきたいと思います!

そして私たちの「母校へGO!」とは別件ですが、『トビタテ!世界へ』応援コミュニティが、2020年1月から3月にクラウドファンディングで募集した資金を元にして、2020年10月20日から順次、全国のすべての中学校・高等学校等計15,342校へ留学・キャリア教育に活用できる書籍『トビタテ!世界へ』を配本し、留学啓発やキャリア教育の授業にも書籍を活用できる教材も併せて配布しているそうです!ご興味ある方は下記ご覧ください。https://note.com/tobitate_for_all/n/nc65fc3a44d5c