【報告】伝わる・使える、資料作成のいろは講座
2021.09.07
こんにちは!とまりぎ中国です。
今回は、7/15日(木)に開催したオンラインイベント「伝わる・使える、資料作成のいろは講座」について報告します。
講師はトビタテ5期の若宮健さん。
豊富な学会発表等の経験を活かし、これまでに、とまりぎ東北や学習PFの内部企画で「伝わる資料作成のポイント講座」を担当してきました。
今回のイベントでは、好評だった過去の講座をリメイクし、「伝わる」かつ「使える」技術をわかりやすく、実践しやすい形で伝えてくださりました。
解説編:伝わる資料作成のいろは
イベント前半はインプットの時間として”解説編”を設け、「読みやすい資料作成の基本」と「見やすい資料作成の基本」を解説していただきました。
「読みやすい資料作成の基本」では、文字のフォントや文章の見せ方について興味深いポイントが紹介されました。
TPOに合わせて、読み手の負担を下げることが大事なんだと勉強になりました。
汎用性が高いルールが紹介されており、学会発表資料に限らず、社内プレゼンやSNS投稿にも使えそうな技術が詰まっていました。
「見やすい資料作成の基本」では、文字を囲むボックス、矢印、表やグラフなど、視覚的に情報を伝える際に重要なルールを解説していただきました。
多くの要素を同時に盛り込まない、ページ全体の余白を作るなど、ほんの少しの心掛けで見やすさが断然良くなることを実感できました。どれもこれも明日から実践できる簡単な内容で、メモを取る手が止まりませんでした。
実践編:ツッコミどころ満載な「よくありがちな資料」
イベント前半で手に入れた「読みやすい資料作成の基本」と「見やすい資料作成の基本」を武器に、イベント後半では、「よくありがちな資料」を題材にしてブレイクアウトルーム(3〜4人)で意見交換をしました。
題材となった資料は、とあるイベントポスターとスライド資料の2点です。
各ブレイクルームで自己紹介を終えると、先ほど学んだ資料作成の基本ルールをもとに、参加者たちが題材資料にどんどんツッコミを入れていきます。
例えば、行と行の開始点が揃っていなくて見づらい、余計な装飾を悪目立ちしている、などなど…。
「そうだよねぇ」、「これやっちゃいがちじゃない?」など作成者への共感も寄せつつ、どの参加者も資料の改善点を的確に指摘されていました。
改善点を見つけた後には、改善案も考えていきました。
各グループで意見がまとまったところで、参加者全員がメインルームに戻り、意見交換の時間をたっぷりと設けました。他のグループの意見を聞くと、「気づかなかったな」、「そうすればもっと良い資料ができるな」という新しい発見がありました。
約1時間前にインプットした資料作成の基本がこんなにも身についており、さらに実践編も体験できたため、参加していただいた方にとってとても有意義なイベントになったのではないかと思います。
まとめ:共通するのは、思いやりの気持ち
イベントでは”解説編”と”実践編”に分かれて、インプットとアウトプットを意識しながら、資料作成の基本ルールを学びました。
解説資料や、実践で使った参考資料など、多くの資料デザインを見ていく中で、読みやすい資料は「親切な資料」だということがわかりました。
講座を終えた今では、読み手の環境や負担をイメージし、思いやりの気持ちを持って最適なフォント、文体、デザインなどを選べば、自然と伝わるコンテンツが誰でも作れると感じます。
以上、とまりぎ中国主催「伝わる、使える、資料作成のいろは講座」報告記事でした!
今回のイベント、参加したかったな、楽しそうだなと思った方は、ぜひぜひ今度のとまりぎ中国のイベントに遊びに来てみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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