とまりぎ とまりぎ ートビタテ生の拠り所、トビタテ生の和を作るー

【報告】とまりぎEducafe vol. 3 ~小学校現場のリアルって?~

内山翔太【とまりぎ教育チーム,高校1期】

内山翔太【とまりぎ教育チーム,高校1期】

2022.01.05

みなさん!こんにちは(*^^*)トビタテ高校生コース1期生とまりぎ教育チームの内山翔太です!

とまりぎEducafeも第三回目!
今回の企画は現役小学校教員であり、トビタテ7期生の高橋侑子さんをカフェ店員(ゲスト―スピーカー)としてお呼びしてイベントを開催しました!
「~小学校教員の現場のリアル!」をテーマにゆるゆるお話ししました!

当日は主に教員志望のトビタテ生や子どもがいるトビタテ生、現役トビタテ生教員が交流する機会となり、先輩が経験した学校現場のリアルな話に基づいた相談時間など30分の延長戦も含めた2時間となったその様子を記事としてまとめました!
【教育に興味がある!教育の進路に悩んでいる。教師になりたい!】そんなトビタテ生にオススメの記事となっております。ぜひご一読ください!

とまりぎEdu Caféとは?

☕とまりぎEdu Cafe🍰とは・・・?

教育をテーマに設定したお茶会☕です!
教育に関わる・興味のあるトビタテ生はたくさんいるからこそ、ふらっと交流して情報共有・励まし合える場がほしい!そんな思いから、居心地のいい、深い繋がりをつくっていけるカフェのようなイベントを定期的に開催しています!

好きな時、疲れた時、気分転換をしたい時にふらっと立ち寄れるカフェのような感覚でぜひ訪れてみてください!

イベント概要

<開催概要>
■開催日時:10月24日(日)10:00~12:00
※出入り自由(ドタ参・途中参加・途中退出、大歓迎)
■主催:とまりぎ教育チーム
■参加者:大学生以上のトビタテ生約20名

<一日カフェ店員>
1.高橋侑子(たかはし ゆうこ)ゲストスピーカー✨(一日カフェ店員)
トビタテ7期生オーストラリア🇦🇺に教育留学!現在は広島にて公立小学校教諭をしています!現場ではどのようなことをしているのか?現場に立つ先生はどんなことを考えながら子どもと関わってるのかお話しましょう!

2.神代 貢志(こうじろ たかし)(ファシリテーター)
トビタテ5期生でブラジルに留学!現在は広島教育委員会で勤務!

3.御田 麻友(おんだ まゆ)(ファシリテーター)
トビタテ11期生マレーシアに留学!来年春から教育業界に就職予定!

当日イベントレポート

アイスブレイク

アイスブレイクではカフェでいつも注文するドリンクついて話しました。
なんと私のグループではフィンランドに留学中でカフェから参加しているトビタテ生もいました!
フィンランドではコーヒーを飲む人が多く、よくカフェに通うらしいです!
ちなみに酸味のあるコーヒーがフィンランドでは特に人気みたいです。
オンラインイベントは、世界中どこからでもトビタテ生が参加できるのが醍醐味ですね(*^^*)カフェ巡りが好きなので海外の様々なカフェを巡ってみたいなと思いました。

どんぐりのおもちゃ作りから見えること

生活科のある単元では

  • 自分と自然の関わりに気づくこと
  • 季節の変化に気づくこと
  • 秋のものの特徴などからよさに気づき、生活の楽しみに繋げようとすること

を目標に秋の自然物を使って遊びや遊びに使うものを工夫して作ります。
目指したい子どもが作る秋の物を使ったおもちゃとして、けん玉、マラカス、どんぐりレース、やじろべえなどがあるのですが、実際にはどんぐりをどう使っておもちゃを作ればいいのか思いつかず、どんぐりに色を塗るだけ子どももいます。実はここで子どもたちの抱える難しさが隠れています。

子どもたちの抱える難しさ

なぜ、子どもたちは秋の自然物を使っておもちゃを作ることに難しさを感じているのか?

それは生活経験が少ないからです。
生活経験とは「普段の生活で見たり聞いたりやってみたりする体験を意識化すること」です。

学級の児童の中には

  • 作文で何を書いたらいいかわからない。
  • 図工で何を描けば、何を作ればいいか思いつかない。
  • 本を読んでも想像できない。
  • 算数の文章題のイメージがわかない。
  • 何して遊んだらいいか分からず、ゲームばかりになる。
  • 「相手に伝えたい!」「友達に教えたい!」と思うがどう言えばいいかわからない。上手く伝わらない。
  • 私なんて・・・どうせバカだからいいや!やーめた!

など
①創造、想像に難しさを感じる。②言葉を知らない。③粘れないというような難しさを感じる場面もあるそうです。
私の勤務している学校でも、友達に伝えたいことがあるがどう言えばいいか分からず、手を出して相手を嫌な気持ちにさせてしまう。自分が成功するイメージを具体的にできず、集中力が途切れてしまう児童が数名思い浮かぶなと高橋さんのお話を聞いて感じました。
だからこそ、今現場では、低学年:虫取り、中学年:新聞を読む、高学年: インタビューという風にそれぞれの学年に応じてあらゆる方法で経験する機会を作ることを大切に教師一丸となって日々実践を積み重ねているそうです。高橋さんは、
子どもたちのやってみたい、知りたいを大切にねらいを求めて学びを繋げていくこと」を大事に日々子どもと向き合っているそうです。

参加者からの質問・感想

そのほかにも参加者から出た質問や感想を少し紹介します!

「限られた時間の中で1人1人の困難さを見取るのは難しいのではないかと感じました。教室から飛び出してしまう子どもにはどう対応してますか?(参加者)」

「子どもたちの行動1つ1つに理由がある。なぜ、教室を飛び出したのか?その子に理由を聞く。
そうすると子どもたちも周りの子どもも納得します。どんなことにも何かしら理由がある、でも言葉で上手く伝えられないときがある。なぜそうしたのか?そう思ったのか理由を伝えてもらうことを大切にしています。(高橋さん)」

「もう少しで親になるけど、保育園や学校に頼り切るだけでなく、トイレトレーニングなど親ができることは親でしようと思いました(参加者)」

「教育の予算って増えないんですかね?(参加者)」

「①現場レベルで好事例を作り展開していくこと。②現場の疲弊を上手く形にしたうえで政策レベルで提言できるといいのかも(参加者)」

「今日のイベントが学生、教員、行政など様々な教育に関わるトビタテ生が越境して、フランクに話せる場になっていた!私たちトビタテ生にできることは多いのかも・・・(参加者)」

今回の企画の感想と今後の取り組み

教員、親、学生、行政など教育に関わる様々なトビタテ生が安心して交流できる素敵な場になりました!今後も継続してこのような場を作っていきたいです!次回は1月にイベントを開催します!ぜひぜひ、お越しください!

 

 

 

 

今後のイベント future event

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