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【報告】トビタテ同窓会2023「TEN」

藤枝穂乃花【とまりぎ北海道、大学9期】

藤枝穂乃花【とまりぎ北海道、大学9期】

2023.04.02

みなさんこんにちは、とまりぎ広報の藤枝です!
先日、3331Arts Chiyodaでトビタテ同窓会2023!『TEN』が開催されました。
本記事では、惜しくも参加できなかった皆さんと、参加してもう一度余韻に浸りたい
みなさんに、当日の様子をお届けします。

トビタテ同窓会2023!『TEN』とは

今回、4年ぶりの開催の開催が実現したトビタテ同窓会。
トビタテ!留学JAPANが開始してから10年目の記念すべき年に帰ってきました。

当日は約300人の参加者を迎え、大盛況でした。
今回の同窓会には、高校生からお子様連れの参加者まで幅広い年代のトビタテ生が参加し、久しぶりの再会を楽しんでいました。

運営メンバーが、約1年の準備期間の末に生み出した今回の同窓会。
幅広いライフステージにいるトビタテ生のみなさんに楽しんでもらえるよう、多彩なコンテンツを考案しました。

そんな様子も想像しながら、読んでいただけると嬉しいです。

開催背景

トビタテ同窓会2023!『TEN』は、コロナ禍を経てなかなか会えなかったトビタテ生が再び出会える場を作りたい、そんな想いから企画されました。

 

約3年ぶりに開催された本同窓会では、一番年少は18歳から年長は36歳までと、年代も幅広く多種多様な活躍をされているトビタテ生が集合しました。

 

そしてなんといっても、本同窓会の特徴はイベントに関わる全ての工程をトビタテ生のみで担っていたことです。
これまでのノウハウや、運営するトビタテ生の経験値が上がったことで、今年度はトビタテ生によるトビタテ生のための同窓会が実現しました!

トビタテコミュニティから離れていた人でも、”10周年を言い訳に” 気軽に来れる同窓会。
それが、本企画 トビタテ同窓会2023!『TEN』でした。

当日のコンテンツ

第1部:アイスブレイク~同じ志を持った仲間と出会おう

第1部では、メイン会場の体育館に参加者全員が集合しアイスブレイクを行いました。
初対面の人との共通点を探して、グループを作る。
さらにそのグループを拡大させていく、そんなトビタテらしいゲームをしました。
会場内の300人が縦横無尽に歩き回り、さっきまで「知らない人」だったのが「共通点のある知り合い」になっていく様子が、トビタテコミュニティの輪の広がりを見ているようでした。

 

第1部企画リーダーからひとこと

今イベントの企画1部アイスブレイクを努めました、柿本陽人です。

トビタテ生が300人以上集まる同窓会に携われるなんて自分にできるのだろうか。
でも、アイスブレイクを考えるぐらいなら、まぁいけるかという安易な気持ちで参加したことを覚えています。

そんな気持ちで参加し、直ぐに壁はきました。最初、僕たちが提案したのは本番でした。アイスブレイクとは全く違う民謡音楽を流し、手を繋いで“みんな”で楽しむ企画でした。しかし、体育館の広さ、コロナ対策等々…壁にぶつかり、結果“みんな”が楽しめる企画ではないなと感じました。

ただでさえ個性が豊かなトビタテ生。そして、10代から30代と幅広い年齢層。
トビタテ生 “みんな” が楽しめるアイスブレイクを考えることは安易なことではないということを痛感しました。そこから、先輩方のお力を借りて、どんな人でも、どんな年齢層でも参加しやすい今の企画になりました。本当に感謝しかないです。

普段できない学びと出会いができて凄く良い経験になりました。事務局の方々、同窓会運営メンバー、当日のボランティアスタッフの方々、参加してくださった方々…ありがとうございました!同窓会の頭イベントのアイスブレイクに携われて良かったです!

 

第2部:交流

第2部では、『交流〜今を通じて今までとこれからを繋げる〜』と題し、メイン会場と複数の会場に分かれて、
「恋愛相談室」

「トビタテをとびたとう!〜好きをシェアしてつながろう〜」

「情熱キャッシュバックの会」

「あつまれ!トビタテの森」

「あなたの未来をみんなで作ろう!」の5企画を同時開催しました。

「恋愛相談室」では、中川瑛さんをはじめ、2組のトビタテご夫婦と2名の登壇者の方を迎え、結婚・恋愛相談会を開催しました。
相談会の中では、トビLOVE(トビタテ生同志の恋愛)ならではの苦労話や国際恋愛のTips、遠距離恋愛の工夫など、幅広く恋愛相談がされました。
恋バナが大好きなトビタテ生らしい、終始盛り上がりっぱなしの企画でした。

「情熱キャッシュバックの会」は、忘れてしまった留学への想いを思い出そう!というコンテンツです。「留学中の経験」やトビタテを終えてさらに留学したい人向けの「留学相談部屋」など、いくつかのテーマに分かれて交流を行いました。

「あつまれ!トビタテの森」は、留学中にできなかった事を日本でやっちゃおう!というコンテンツです。誰にでも留学中に悔しかったこと、できなかったことはあるはず。それを今後の生活で行っていくためにはどうすればいいか、という内容をワークシートを使いながらしっかりと考えていきました。

「あなたの未来をみんなで作ろう! ーキャリアデザイン 議論初めスペシャルー」は、パネルディスカッション形式で行いました。さまざまなキャリアを歩んでいるトビタテ生が登壇しました。

「トビタテをとびたとう!~好きをシェアしてつながろう~」は、留学で繋がったトビタテ生が多い中、留学以外の結びつきを見つけようというコンテンツです。フリートークをしながら交流を深めました。

当日はどのコンテンツも盛り上がりましたが、特に「キャリアと恋愛に関するパネルディスカッション」や「ぶっちゃけトーク」はたくさんの方に参加していただきました。

テーマ別交流会やワークシートを使用した「あつまれ!トビタテの森」では少人数の参加者でしたが、その分時間をかけてじっくりと交流をしていました。

 

第2部企画リーダーからひとこと

企画リーダーを努めました當銘花奈子です。同窓会企画が始動したのは2022年の夏前からでした。最初は「交流」というテーマを決めるだけでも大変で、正直なところ全くもって完成図が見えませんでした(笑)
しかし、夏頃から仲間が増え、みんなで協力してコンテンツを考えることができました。

一番大変だったのは、どこまで「留学」というワードを押し出していくのかということです。
トビタテ生は「留学」をテーマにして集まった仲間たちですが、その中には残念ながらトビタテなかった人もいます。
そこで、テーマ別交流会では「留学以外のテーマでつながる」ことを目的としたフリートークを用意しました。他のコンテンツでも少しずつ工夫を加えています。

このように自分たちではかなり準備をしたつもりでしたが、同窓会前日のMTGでプレゼンの画像を差し替えたり、備品の配置を変更したりとバタバタでした。これらも含め、とても良い経験になりました!
最後になりましたが、当日のコンテンツに参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。同窓会でできた「交流」の輪を大切にしていきましょう!

 

第3部:生み出す〜次の10年に繋がる一歩を踏み出そう〜

3部では、『生み出す〜次の10年に繋がる一歩を踏み出そう〜』と題し、交流ワークショップが行われました。

「トビタテ展(TEN)では、現在起業や活動などをしているもしくは今後新たな挑戦に挑むトビタテ生たちが自らのブースを出展し、活動紹介や参加者の皆さんからのアドバイスなどを受けていました。幅広い分野で活躍するトビタテ生が集結したことで、実現した企画でした!

 

「もしもトビタテ生が国家プロジェクトディレクターになったら」では、留学当時に思い描いていたことを思い起こし、改めて志ベースで未来の自分像を描いてもらい、その一歩目を踏み出す機会を作れたら、という想いから『もしトビタテ生が国家プロジェクトディレクターになったら?』というコンテンツを企画しました。

①自分の原点/成りたい自分像について振り返ってもらう
②「①を達成した自分」に成り切ってヒーローインタビューを実践し、思考を拡げ・深めてもらう
③チームの中で目標と最初の一歩の行動宣言をしてもらう、という大まかに3つの流れでワークを実践しました。

振り返りの時間などシンとしてしまうシーンも多かったのですが、思いの外真剣に取り組んでいただき、特にペアワークでは「もう少し喋りたい」という状況の方も多く見受けられました。

最後に記入してもらった行動宣言書についても「自宅で見えるところに貼っている」と何名かから嬉しいお声がけをいただき、少しでも各々の道標として機能していたら嬉しいなと思います。

 

第3部企画リーダーからひとこと

「生み出す」でリーダーを務めた後藤智子です。
同窓会にいらっしゃった皆様、ご参加ありがとうございました!

3部では、「生み出す」というテーマにふさわしい企画とは何だろう?終わった後、参加者の方々にどうなっていてほしいだろう?と企画を組み立てては、『やはりこうしたほうが良いのでは?』と違う方向から考え直したり、はたまた元の内容に戻ったり、と試行錯誤する期間が長く続きました。行き詰まることもありましたが、運営メンバーの力を借りながら、何とか形にすることができました。
この企画が、一人でも多くの参加者の未来に向けてのアクションを「生み出す」きっかけになっていたら幸いです。

また、会場・リソース等の制約がある中、ベストを尽くそうと動き回っていた運営メンバー、企画に協力いただいた参加者、ボランティアの皆様にも、改めて感謝の気持ちをお伝えしたいです。ありがとうございました!

個人的には、トビタテに受かってから5年もたった今のタイミングで、仕掛ける側の当事者として『参加してくれるトビタテ生のために』という視点を持って同窓会に関わることができたのは大きな財産だったなと思います。トビタテコミュニティの価値を改めて感じましたし、少しでも何か還元できるような人になりたいという思いが強くなりました。今後も自分の中のトビタテに対する想いを大切にしていきたいです。

 

エンディング〜同窓会の先にあるもの〜

エンディングでは再び体育館に集結し、参加者全員で同窓会のフィナーレを迎えました。
写真撮影では、約4年ぶりに「トビタテ!留学JAPAーーーN」の掛け声でパシャリ!
新しくなったトビタテフラッグを囲んでの撮影となりました。

*撮影時のみマスクを外しています。

 

その後、とまりぎの新体制に関する説明と新旧代表挨拶が行われました。
今後のとまりぎの活動については、新代表の中川瑛さん・五嶋大介さんから。

「ここまでとまりぎの活動をつないでくれたみんなに続いて、今度は自分がこのコミュニティを耕していきたい」
そう語る中川さんからは、とまりぎ運営に対するアツい想いを感じました。

最後に同窓会統括2022年度とまりぎ代表内山より

当日は300人を超えるトビタテ生(大学生コース1期~14期、高校生コース1期~7期 全ての期)にご参加いただき、現役高校生・大学生・社会人・トビタテ生パパママ・赤ちゃんなど幅広い様々な属性のトビタテ生が一堂に会する素晴らしい会になりました。みなさま、本当にありがとうございました!

同窓会のテーマは「会おうよ、10周年を言い訳に」

コロナ禍で、トビタテ生と中々、会えなかった人やモヤモヤを抱えてコミュニティに顔を出しづらい人。どんな人でも10周年を言い訳にまた同窓会で出会ってこの先の10年後も20年後もご縁が続いていけばいいなーと願いを込めて運営一同企画の準備を進めてきました。

当日、たくさんの人の笑顔を見れて、トビタテ10周年の節目となる、4年ぶりのとまりぎ同窓会運営に代表として関われて本当に幸せでした!9000人のトビタテ生コミュニティとまりぎ、もう社会人比率の方が多くなった今、粒違いのトビタテ生が手を合わせれば何だってできるなと大きな可能性を感じた一日でした。

2023トビタテ全期生同窓会は企画立案、会場予約、経費精算など全てをトビタテ生自身が責任を持って作り上げた会でした。トビタテが10周年を迎えた今、この同窓会を契機にとまりぎもいよいよ独立、法人化に向けて動き出していきます。

今回、同窓会に参加できなかった方も来年度、期集まり(期ごとの同窓会)を開催していく予定です!ぜひご参加ください!運営メンバーも絶賛募集中です!

この素敵な粒違いのコミュニティをこの先10年後も20年後も、もっとその先も続けていくためにみなさんの知恵やお力を貸してもらえたら嬉しいです😊

編集後記

当日、私自身も参加者として本企画に参加させていただきました。
数年ぶりにオフラインで再会できた方、さまざまな分野で活躍されている方と本音で色々なお話をすることができました。
また、運営の皆様を企画段階から間近でみてきた中で、参加者の皆様にどうしたら楽しんでいただけるか、参加することでどんな収穫があって欲しいか、そのためにどんな企画をしたらいいのか。


運営の方々の試行錯誤する姿は、”本気でトビタテコミュニティを繋げていきたい” そんな思いを強く感じました。

 

本企画に参加してくださった全ての方々に、一トビタテ生として心より感謝申し上げます。

 

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