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第159回とまりぎインタビュー記事:藤戸美妃さん【偏頭痛が変えた将来の夢】

2021.05.31

みなさん、こんにちは。トビタテ高校3期事務局インターンの積千夏です。今日は南アフリカとタンザニアに国際ボランティアで留学していた藤戸美妃さんの記事です。

トビタテ!留学JAPANでの留学

藤戸美妃さん

高校2期

国際ボランティア

南アフリカとタンザニアへ

積)留学をしたきっかけはありますか?

藤戸)中学生の時から国連で働きたいと思っていました。でも、具体的にどんな分野で働きたいのか分かっていなかったので、南アフリカで法律と人権のインターンシップをして、タンザニアでは医療ボランティアをしにいきました。そこで、将来自分がどんな分野で働きたいのか見つかるかなと思って留学を決めました。 

積)2つの国で違う分野のことをしていたんですね!

藤戸)南アフリカでは、案件を抱えてそれを解決するというインターンをしていました。色々な事件が起きても、それを解決するのにはどうしてもお金がかかってしまうので、それを無料で解決するということをしていました。私は弁護側をやったのですが、南アフリカにある法律の本を持って読まなければいけなかったので、それはすごく大変でした。

積)本格的ですね!タンザニアでは、どんな活動をしていましたか? 

藤戸)タンザニアでは孤児院やクリニックに行って、主に薬を処方したり、血圧や体重を計ることをしていました。

タンザニアでの医療ボランティア

今は医者を目指して

積)大変だったことや苦労したことはありますか?

藤戸)実は、私は今国連で働きたいとは思っていません。留学中にとても楽しみにしていたボランティアに偏頭痛で参加できなくなってしまったんです。その時に、すごくもどかしい気持ちになって、偏頭痛持ちの自分が国連の現場で実際に働くことができるのか、と不安に思いました。楽しみにしていることの前に偏頭痛になることも多く、自分は現場で働けるのかと思うようになり、この経験から自分は、当たり前の生活、日常生活が上手く遅れていない人を助けるのも良いなと思い、今医学を勉強していて将来は医者を目指しています。

トビタテの留学は、国連でどういう仕事がしたいのか探しに行ったのですが、現地で違うことが見えてきて、今は医者になろうと思っています。特に自分の頭痛のこともあるので、偏頭痛の専門医になれたらいいなと思っています。だから、実際に留学に行けてすごく良かったなと思っています。 

積)留学したことで、新たな視点を得られたのですね! 

藤戸)留学して、実際に行かないとわからないことだったと思います。偏頭痛ですごく楽しみにしていたことに、どうしても参加できない、ということに実際に直面して今に至るので。

積)その時に参加できなかったことが、今に大きく影響しているんですね。

藤戸)だからといって、今は国際貢献に興味がないというわけではないです。実際に人的支援という立場で国際貢献に関わろうとは思っていませんが、物的支援という形で支援したいなと思っています。物的支援をしたいと思ったのも、留学のおかげです。タンザニアで医療ボランティアをしていた時に、医者が無料で診察をしてくれる。だけど「この薬を処方するね」と言われても、その薬が足りないという状況に直面したことがありました。実際に、無料で診察をしていても薬がなかったら、水の泡だなとその時に思いました。もちろん人的支援も大切だけど、物的支援もないと支援が成り立たないということに気付かされました。そうしたこともあり、物的支援で国際貢献はしたいと思っています。

積)様々な支援の形がありますしね。薬がないって結構驚きました。 

藤戸)私もすごく驚きました。「これ処方してね」と頼まれた薬を探しても見つからなくて、見つからないと患者も「なかったか…」と残念そうに帰っていくこともありました。そういう姿を見ていると、やっぱり物的支援も大切だなと思いました。

国際貢献で、「物を与えるより得られる方法を教えられる方がいい」という意味の「魚を与えるより魚の釣り方を教えた方がいい」という言葉がありますが、魚の釣り方を教えても結局、釣り竿とかがないと魚は釣れないのです。もちろん教えることや人的支援も大切ですが、それとともに、物である薬や教科書がないと支援は成り立たないなと思いました。

積)そうですね、私も物がないとどうにもならないことはあると思います。留学が今に繋がっているなと思ったことはありますか?

藤戸)今はハンガリーの大学で医学を勉強しているのですが、日本から離れた場所で1ヶ月生活できた経験があるからだと思っています。 

ハンガリーの大学に進学

積)なぜハンガリーを選んだのですか? 

藤戸)頭痛の専門医になりたいと考えたときに、頭痛の研究をしてから医者になりたいと思ったんです。アメリカの方が頭痛の研究は進んでいるので、欧米で研究をするときにその国の医師免許がなくても研究はできる、でもその国の医師免許があった方が幅広い研究ができる。だったらアメリカの医師免許が欲しい。ハンガリーだったら卒業と同時にEUの医師免許とアメリカの医師免許のある程度のステップまで取れる、日本に帰ってすぐに医師の国家試験を受けることができる。それでハンガリーを選びました。

入学式の写真

積)今後の目標や、やりたいことはありますか?

藤戸)今、私は大学二年生なのですが、入学より進級の方が大変と言われていて、進級率が半分以下の学年もあるので直近の目標では、しっかり勉強することです。上級生になったら、自分の興味のある分野で、実際に大学の研究活動に関わっていきたいなと思います。

積)今はすごく大変なのですね…。 

藤戸)朝から晩まで勉強しています。

積)とても忙しそうですね。でも絶対に自分のためになりますね!

藤戸)私の大学では一般教養の授業が少ないので、最初から医学に関する勉強ができて、実践的なこともできるので、大変ですが、医学に関する知識なので、学びながら損はないなと思いますし、楽しいです。

積)インタビューはこれで終わりです。ありがとうございました。

編集後記

現地のボランティアに偏頭痛で参加できなかったことで、新しい視点を得られたんですね!トビタテで2ヶ国に留学し現在はハンガリーで医学を勉強している藤戸さん。応援しています。

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