とまりぎ とまりぎ ートビタテ生の拠り所、トビタテ生の和を作るー

第169回とまりぎインタビュー:藏屋美結さん【合気道を通して日本文化を世界に】

2021.06.21

みなさん、こんにちは!トビタテ高校3期で事務局インターンの積千夏です。今回はイギリスに留学されていた藏屋美結さんの記事です。

トビタテ!留学JAPANでの留学

藏屋美結さん
高校4期
アカデミックショート

合気道と日本舞踊を紹介する 

積)イギリスに留学したきっかけを教えてください。

藏屋)1番大きな目的は異文化交流です。イギリスの文化が好きでイギリスについて知りたいと思い留学プログラムを利用してオックスフォード大学に留学しました。私は日本文化が好きで、合気道と当時やっていた日本舞踊を紹介したいと思って留学しました。 

積)それでタイトルに合気道が含まれているのですね!

藏屋)トビタテの留学計画書も合気道を紹介することを中心に書いていましたが、もう一つの目的もあります。高校2年生でトビタテ留学する前、高校1年生の時にオーストラリアに3ヶ月間語学留学していました。現地の授業は発言する機会が日本の授業よりも多かったのですが、私は発言することが苦手で、発言する側ではなくて他の人の意見を聞く側になっていたので、自分を変えたいと思い留学しました。

積)トビタテで留学する前に一度留学されていたんですね!イギリスではどんなことをしていましたか?

藏屋)イギリス文化学習プログラムに参加していました。キャンパス内の寮に泊まって、日本人20人くらいの学生と一緒に授業を受けていました。主にイギリスの歴史や文化に関する授業を受けたり、スラングについても学びました。フィールドワークも多くて、シェイクスピアについての授業を受けた次の日に、シェイクスピアが生まれた街に行きました。プログラムの最終日にはプレゼンもしました。

プレゼンのお写真

日本とイギリスの教育の違い

積)どんなことについてプレゼンしたのですか?

藏屋)ペアでのプレゼンでした。私のペアだったトビタテ生の友達は、イギリスの教育をテーマに留学していて、世界トップレベルのオックスフォード大学では、実際にはどんな教育がされているのかについて調べていました。私は、イギリスの文化と日本の文化について紹介することがテーマだったので、その二つを合わせて、日本とイギリスの教育の違いについてプレゼンしました。

積)イギリスの授業と日本の授業はどんなことが違いましたか?

藏屋)現地の授業は少人数だったこともあり、発言する機会が多かったです。先生が一方的に発言するのではなく、生徒の発言する機会が多かったですね。 

積)自主性が求められますね。

藏屋)私はプロギラムに参加していたので日本人だけの授業でしたが、初日にオックスフォード大学生がどのような授業を受けているのか説明を聞きました。先生と学生が一対一で研究を手伝ってくれるそうです。

積)日本文化についてはどのような紹介をしたのですか?

藏屋)泊まっていた寮の共有スペースで、面倒を見てくれた現地の大学生2,3人と先生に日本文化を紹介しました。合気道の時に着るものを持参していたので、実際に技を披露したり、動画も見せました。

積)どんな反応でしたか?

藏屋)「かっこいいね」と言ってくれました。浴衣も持参していたので他の日本人学生と一緒に浴衣を着て写真を撮ったりもしました。

積)現地では合気道を生で見る機会はあまりないかもしれないですしね。現地で印象に残っていることはありますか?

藏屋)プレゼンです。現地の大学生が、もっと表情を明るく話した方がいいよとか、色々アドバイスをくれてパワポも作成してみんなの前で発表した時は、とても達成感がありました。

積)プログラムを利用されているので、やっぱり日本人と話す機会が多くなっちゃうのかなと思っていました!

藏屋)日本人と話す機会は多かったのですが、自分から話しかけることを心がけていました。同じ建物内に他の国からの留学生もいたので、一緒にティーブレークを楽しんだり、寮の共有スペースで一緒に卓球をしたり、楽しかったですね。

アンバサダー活動の一貫として、同期のトビタテ生と浴衣でアフタヌーンティーを楽しんだ時の写真

次はジャンプ

積)現地の方だけではなく、中国からの学生とも話す機会があったのですね。留学の活動が今に繋がっていることはありますか?

藏屋)今、国際教養学部で勉強しています。授業が全て英語で、留学生もたくさんいるので、授業で発言する機会も多いのですが、トビタテで留学したことで人前で発言する練習ができたので、普段の授業の中で活かされているなと思います。

積)これからの目標や、やりたいことはありますか?

藏屋)私の学部では全員1年間留学しないといけないんです。今はコロナでわからない状況ではありますか、予定通りであれば、また1年間留学できるので、次の留学では自分の専攻している学問を学ぶために留学します。オーストラリア留学で「自分の意見を言うこと」が課題で、それをトビタテの留学で解決して、次の留学では、自分が話せる前提で留学に行くので、ホップ→スッテプ→ジャンプという段階になりますね。

積)次の留学も楽しみですね!インタビューはこれで終わりです!ありがとうございました。

編集後記

トビタテの留学で以前の留学の弱点を克服して、次は専攻している学問を学ぶために留学する!ジャンプとなる留学も楽しみですね!次の留学も応援しています。

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