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第213回:理系のトビタテ生特集 第18弾 藤澤みのりさん【乳酸菌の研究】

鈴木花穂 事務局インターン大学4期

鈴木花穂 事務局インターン大学4期

2022.01.27

みなさんこんにちは!

大学4期でロシアに留学していたトビタテ事務局インターンの鈴木花穂です!

「理系のトビタテ生特集」という特集で、

理系分野を専門に学びに行っていたトビタテ生にスポットライトを当てて、留学中に学んだことや、その後の活躍をご紹介していきたいと思います!

そんな特集の第18弾!今回の専門分野は。。。。。

応用微生物」です!!

今回は、応用微生物を学びにフランスへ留学した大学11期の藤澤さんにインタビューしてみました!

トビタテ!留学JAPANでの留学

藤澤みのり(ふじさわみのり)

大学11期 理系、複合・融合系人材コース

 留学テーマ:乳酸菌の研究

食品や健康の維持に関わる研究がしたい

鈴木)藤澤さんは、どのようなことを研究されていたのですか?

藤澤)私は、大学の学部生時代は、農学部に在籍し、大学院では農学研究科の農芸科専攻に所属していました。農芸科専攻では、有機化学や食品化学、土壌や植物など、幅広い分野について学ぶことができるので、その専攻を選びました。私の専門分野は応用微生物学で、発酵食品研究室に所属しながら、乳酸菌の研究をしていました。

鈴木)発酵や乳酸菌の研究を始めたきっかけを教えてください。

藤澤)元々、食品や健康の維持に関心がありました。食べることが好きで、漠然と将来は食に関する仕事がしたいと思っていました。それから、祖母が体調を崩したことをきっかけに、身近な人に健康でいてほしいという思いが強くなり、周囲の人の健康を支えるために自分が学んだことを還元し、周囲の人の健康を支えたいな、と感じるようになりました。加えて、健康の維持にも関心を持っていました。それで、食品や健康の維持に関わる研究室を選んだところ、その研究室が発酵食品の中でも特にヨーグルトの乳酸菌の研究をしていたので、そこで乳酸菌に出会いました。

鈴木)留学に行こうと思ったきっかけを教えてください。

藤澤)私は、小さい時から海外に興味があり、英語で会話をして相手に通じた時の達成感や、海外にいるときの非日常感が好きで、長期で海外に行ってみたいと考えていました。大学に入学した頃は、将来は海外に関わる仕事をしたいと思っていて、当時は研究者を目指していました。海外に関わる仕事をするためにはまず実践経験を積んでおく必要があると考えていて、研究者になるのであれば、専門分野での実践経験は将来につながると考え、研究留学を考えていました。

フランスの良さを取り入れながら

鈴木)留学内容を教えてください。

藤澤)日本の大学と同じく、乳酸菌について研究している研究室に所属し、抗菌作用がある銀を含むサプリメントを摂取した時に、腸内細菌にどのような影響を受けるかについて調べていました。乳酸菌から新たにインプットする知識が多く、とても大変でしたね(笑)

また、研究室自体がメタゲノム解析や、IBD(大腸炎)の抑制に関わる可能性のある微生物のスクリーニングなども行っており、それらの知識もインプットすることができました。

写真①研究室の皆さんとの一枚。基本的にみんな一緒にカフェタイムとランチタイムを過ごすので、美味しい食べ物とおしゃべりが毎日の楽しみになっていました。向かって私(写真真ん中)の右隣の方が指導教官の先生で、いつも優しく一つ一つ丁寧に指導してくださりました。

研究室の皆さんと

留学中は研究の他にも、留学生向けのフランス語講座にも通っていました。

鈴木)藤澤さんが所属していた研究所では、フランス語を使っていたのですか?

藤澤)実験を教えてもらう時や、教授とのディスカッションは英語でしたが、カフェやランチなど大勢で集まる時はフランス語になるので会話についていくのに必死でした(笑)。

鈴木)そうだったのですね。

実験環境で、日本との違いを感じたことはありましたか?

フランスの研究室も日本の研究室も、研究の設備としては大きく変わらない、というのが逆に驚きでしたね。細かい手法などに関して、日本の研究室でも真似できそう!と思ったものについては、日本にいる研究室の先輩に電話をして、取り入れてもらうことができたのはよかったです。

写真②ドイツに住む友人とクリスマスマーケットに遊びに行った時の一枚。ドイツ人の2人は日本にいた時に同じアルバイト先で働いていました。この時は半年ぶり、しかも海外での再会になりました。以前彼らが日本を立つ際に「さよならは最後じゃなくて始まりなんだよ。」と言ってくれたことを実感しながら感動していました。

ドイツに住む友人とクリスマスマーケットで(藤澤さん:左)

写真③フランス出国前日の写真。この日は滞在中に私の大好物になったモロッコ料理、タジン鍋を作るため、みんなで買い出しに行ってきました。寮では各国からの留学生が集まり、毎日いろんな話をしていました(私は主にアニメの話をしていました笑)。

フランス出国前日の写真

鈴木)帰国後の活動について教えてください。

藤澤)フランスでの研究テーマを引き継ぎ、修士論文を執筆しました。並行して、定期的にフランスにいる先生とミーティングをしたり、オンラインゼミで月に3回程行われる研究進捗報告会に参加したりしました。

鈴木)今では直接会うことができなくても、オンラインでやり取りできるので便利ですよね。

藤澤)そうですね、むしろオンラインになって逆に参加しやすくなったと感じました。

9月に大学院を卒業し、来年4月からは飲食店や理容店などのマーケティングコンサルティングとして働く予定です。

鈴木)進路が変わったきっかけを教えてください。

藤澤)留学に行って、自分の中で一番変わったなと感じるのは、やりたいことはやりたいと言うべきで、人生短いんだから他人の目なんて気にしてられない!という考えができるようになったことです。あとは、留学先の友人、トビタテ生をみていると、こんな生き方していいんだ、私も自由に生きよう、と思わせてくれていつも元気をもらえます(笑) パワースポットですね。

まずは、食関連のマーケティングやコンサルティングなどのスキルを身に着け、それを武器に周りに笑顔を届けられる仕事に関わりたいと考えています!

鈴木)食に関わる分野の中で、マーケティングやコンサルティングのお仕事を選んだきっかけを教えてください。

藤澤)食に関わる仕事を考えた時に、メーカーでの就職も考えたのですが、メーカーで働いても、その食品をその会社のファンにしか届けることができないと思いました。欲張りなので、もっと多くの人に関わることができる仕事がやりたい、と思いマーケティングコンサルティング専門の仕事を選びました。就職先の会社は、中小企業をターゲットにした沢山の人と関わることができるお仕事です。

現段階で具体的にこれを成し遂げたい!というものは見つけられていませんが、食を通じてたくさんの人に笑顔を届けられる人生にしたいと思っています。

編集後記

自分が本当にやりたいと思ったことに向かって進むことは、本当に素敵なことだと思います。留学中の体験や、そこで出会った人に触発されることもありますよね。

今後も藤澤さんのご活躍を応援いたします!

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