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第236回 とまりぎ関東インタビュー記事 あなたはまだ知らない…お茶の本当の姿!

佐藤惟生【とまりぎ関東,大学14期】

佐藤惟生【とまりぎ関東,大学14期】

2022.07.07

みなさんこんにちは〜!とまりぎ関東です。
我々関東コアは、”チーム関東コア” グローバル担当!にインタビューしてきました。
今回お話を伺ったのは、西藤悠馬さん!
現在、台湾に留学中とのことで、お話を伺ってきました。

今回インタビューした人はこちら!

関東コア、大学14期のユーマです。
今、台湾にいます。人々を豊かにする「お茶」を研究しています。
茶、文化(特に食)、サステナビリティ、観光、地域活性化に興味があります。

早速インタビュー!

ー 本日はよろしくお願いします!ではまず、自己紹介をお願いします。

トビタテ大学生コース14期、世界トップレベル大学コース西藤悠馬(以下、ゆうま)と申します。学部は経済学部で環境と経済の関わりについて、また地域課題実習という諸地域の課題について研究するプログラムで、静岡、特にお茶について勉強しています。

 

ー 留学をしようと思ったきっかけを教えてください。

留学を決意したのは大学入学時です。高校時代に1ヶ月間短期でイギリスに行った際、文化の違い・人種の違いにふれ、自分の視野をもっと広げながら異文化について学んでみたいと思ったからです。

 

ー 留学をする人が多い学部というと、国際学部生や英語を学んでる教育学部生、といったイメージがあるけど、ゆうまの周りには経済学部で留学を目指す仲間は多くいるんですか?

僕は大学1年生の時に受けていた英語の授業に韓国・中国からの留学生がたくさんいて、留学生の友達が多くいました。そのため、留学そのものに抵抗はなく、また彼らへの憧れもあり、いつかは行ってみたいと思っていました。

 

ー そうなんですね!もともと留学に対して大きな壁はなかったということですね。

そうですね!むしろ、私が就活中に留学生の友達の多くから、「日本人はなんでみんなと同じことをしたがるの?」という言葉を聞き、それに対して自分自身も疑問を抱くようになったことも、留学に挑戦する背中を押したと思います。

 

ー 確かに私も「日本人は、狭いコミュニティにいるね」と言われたことがあります。そうやって言われると、自分もここのコミュニティにとどまる必要は無いかなと思いますよね。では次に、留学先として、台湾を選んだ理由を教えてください。

台湾を選んだのは、台湾の茶文化・産業がどのような経営方法や考え方によって維持されているのかを学ぶためです。
私の今回の留学のテーマは、「お茶についての日本と台湾の比較にみる文化と将来の経営」で、具体的には以下の3つを中心に行っています。

・茶館や茶藝館という台湾の喫茶店のような場所のお茶の種類や価格、コスト等の調査

・なぜ台湾茶のプレゼンスは高まっているのか調査

・お茶農家さんを直接訪ね、その人たちが経営的にどのような考えを持っているのか調査

 

ー ほうほう、お茶ですか?

はい!ではまず、お茶への興味についてお話しします。僕は、大学1年の時から静岡で地域の活性化・地方創生に携わるプロジェクトに参加しています。これを通じてお茶に出会い、お茶の商品開発・プロモーションに携わるようになりました。
その時に、茶産業が現在進行形で衰退していっていることを目の当たりにし、伝統的で魅力的な日本の1つの文化が無くなっていくことにもったいなさを感じました。また、その原因を調査する上で、日本の茶産業や文化が内向的で、人々に価値をあまり認知できていないと思いはじめました。
例えば、お店でご飯を食べる時に、日本ではお茶が無料で出てくることが多い一方、メニューには紅茶やコーヒーが〇〇円と書いてあることがよくあります。これはお茶が金銭的な価値評価をされていないのではないかと思うんです。

 

それに対し、台湾茶は日本茶と違い”ビジネスがうまい”と思います。

日本でもよく知られているタピオカミルクティーは台湾茶でできています。「台湾茶とは何か」を詳しく知らなくても、タピオカミルクティーは全世界で飲まれているため、結果的に台湾茶は世界中に流通しています。

 

ー確かに言われてみれば、タピオカミルクティーは良く飲みます!台湾のお茶に目を向けるようになったきっかけはなんですか?

2020年にヨーロッパ、特にアイスランドに旅行した時のことです。アイスランドというと世界の果てのイメージがあると思いますが、そこにも台湾人が住んで台湾ブランドの店で台湾茶を売ってるというシーンをみかけました。
一方日本のものはそこまで僻地や果てなどの地域までには売りに行っていないな、ビジネスに大きな違いがあるなと思ったことがきっかけです。

 

ーなるほど。

そもそも日本の茶文化は伝統を大切にするあまり、タピオカミルクティーのようなイノベーションがあまり起きず、内向きであるという問題があります。そこで、日本茶と台湾茶の違いについてもっと研究していきたいと思いました。

 

ー おもしろい視点ですね。確かに、日本茶に対してお金を払う意識はあまりないですね。そう考えると日本茶はブランド力が弱いですね。

日本にある他の文化や産業にも、優れたものであるにも関わらず経営的に持続困難になり廃れていくものがあるのではないかと思うようになりました。僕は、お茶をビジネスの観点で見ることを通じて、これまで受け継がれてきた伝統が今後も存続するためにどうすれば良いかを考えていきたいと思っています。

 

ー ただ海外でお茶を学ぶというより、経済学部での学びとも繋がっているように感じますね!ちなみに,現地で、日本と台湾のお茶について感じた違いはありますか?

そもそも日本では、お茶だけを売っているお店は少なく、カフェ・喫茶店といえばコーヒーや紅茶が一番最初に浮かびますよね。でも台湾は、コーヒーのお店よりお茶のお店の方が多いイメージで、街を歩けばすぐお茶を売る店に当たります。そのため、そもそもの生活の中のお茶のあり方が違うと思います。そして、値段も日本より安いです!

 

ー そうなんですね!安いけどブランド力はあるということなんですね。

そうなんです。農家と販売が一体化、あるいは近いことが多く仲介料が少ない結果安くたくさん売ることができるので、消費量を維持でき、農家にも十分にお金が回る仕組みになっています。

 

ーちなみに、ひしひしとお茶への情熱が伝わってくるのですが、お茶を好きになったきっかけはなんですか?

実は大学に入るまでは、お茶が好きではなかったんです。お茶の魅力に気づいたのは、大学1年の時に、大学のプロジェクトで茶農家さんと出会い、お茶が茶葉の種類や乾燥のさせ方、温度・時間・気温の違いによって味が変わることを知ったことがきっかけです。お茶は一期一会で貴重なものなんだと思いました。

 

その一方で、お茶を含めた日本の農業は高齢化や物価の上昇に伴わない収入の停滞によって先細りになっているという話も良く聞きます。
そこから、私は農業の流通やビジネスにおける課題について研究したいと思い、大学での研究、また留学のテーマに繋がっています。

 

ー なるほど!では、昔からお茶が好きだったわけではなく、大学に入ってたまたまお茶に触れる機会があって、ますますお茶に関して深く知りたいと思い、留学テーマにも選ぶようになったということですね。

そうですね。今僕が着目してるのはお茶ですが、お茶以外の農業や他の産業にも、同じような経済的な問題を抱えているものがあると思います。。僕がお茶を通じてそういう現状を知り考え、試し、周知することで問題の解決への「こうやったらうまくいきそう」と社会全体で考えるきっかけをつくっていけたらいいなと思っています

 

ー ちなみに留学で得た情報やノウハウに関して、日本に持ち帰り、静岡のプロジェクトとかに活かしていきたい、などといった学びのゴールも考えているんですか?

そうですね。直近の目標は、台湾茶がどうやってブランディングされているのかを日本に持ち帰り、自分達の商品を通じてそのやり方を参考にしながら日本茶のプレゼンスを高めていくことです。遠い目標としては、お茶に限らず日本のいろんな製品を、もっと海外に売り出して行けるような人になりたいと思っています。

 

<番外編>

現在、ゆうまは、台湾で慣れない生活の中、とまりぎ関東コアで活躍してくれています!

 

ー とまりぎコアに入った理由を教えてください。

トビタテ生に魅力を感じているからです。トビタテ生は、一人一人自分がやりたいことを持っていて、それを留学という形で実現させていこうという大きなエネルギーをもっていると思います。僕もそのエネルギーをもらいながら、自分のやりたいことをどんどん大きくさせていきたいと思いました。

 

ー 私も同じ思いでコアメンバーになりました。ただ、留学前はとまりぎコアに専念でき、時間もある程度確保できたと思いますが、留学中にコアメンバーとして続けていこうと決めた理由はなんですか?

とまりぎは、トビタテ!留学JAPANの同窓会組織なので、その運営には「留学している人」という立場の人材も必要なのではないかと思っています。今はコロナ禍で留学に多くの困難が伴っており、それを経験している人がコアにいることで何か役に立てることがあれば良いなと思ったからです。僕自身、関東コアに入ったことでの新しい出会いがたくさんあり、そのおかげで台湾での新しい縁があるなど恩恵を受けてきたので、自分も今後も貢献していきたいと思っています。

 

ー 素敵すぎます…!コアメンバーとして、今シーズンこれを成し遂げたい!などはありますか?

色々なことがオンラインでできるからこそ、台湾にいることを生かしたいです!例えば、台湾発のイベントで、お茶の魅力、お茶産業に関する問題、または日本の文化について知ってもらえるようなイベントをやってみたいです。トビタテ生の中には、文化や食をメインに研究している人も結構いるので、そういう人をコアメンバーとして繋ぎながら一緒に面白い活動ができたらいいなと思っています。

 

ー ぜひ実現させてほしいです!最後にもう少し広い話ですが、ゆうまには「日本をこういう世の中にしたい」といった大きなビジョンはありますか?日本の文化をこういうふうにしたい、お茶の世界でこういうビジョンを持って自分は貢献していきたい、とか!

僕は、1人ひとりが好きなものや、いいなと思っているものが残り続ける世の中であってほしいと考えています。
例えば、今は環境負荷が大きいので車にはあまり乗らないようにしようという風潮がありますよね。また、お茶も製造の過程で多くの水を使うため環境によくないと言われています。
しかし、環境に悪いことへの対策が、ただ「無くす」ことなのは悲しいです。今存在しているすべてのものは、誰かが好きで使って、食べて、飲んでいるから存続していると思うんです。
そこで、私は「やり方を変えれば環境への影響も減らせてみんなにとっていいね」という新しいやり方について、特に環境と経営の関係から考えていきたいと思っています。お茶に限らず、世の中のあらゆるものが悪者にされず今後も生き続けていけるように、僕はそれを経営の面から叶えていけるような人になっていきたいです。

 

ー この思いがしっかり決まってきたのはどのタイミングですか?

トビタテに受かっていろんなトビタテ生に出会ったことだと思います。僕は、トビタテに受かる前までは、何をしようかなと右往左往する学生でした。でもトビタテの選考でこの思いを語り合格した時に自信をもてました。また、そこで出会ったみんなの思いを聞きながら、自分ももう少し頑張ってみようと思うようになりました!

 

ーお茶に対する愛をとても感じました!自分にとってお茶は身近にあふれていて、あって当たり前のものだと思っていましたが、台湾では価値あるものと捉えていることを知って、お茶のイメージがガラッと変わりました!今日は、ありがとうございました!

以上、関東コアのゆうかちんこと中村友香と、関東コアがお送りしました~!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ゆうまを筆頭に、関東コア一丸となって日本茶を盛り上げていくぞ~~~!

 

p.s. トビタテでの出会いって、本当に素敵ですね!(^^)

  関東コアから全国、世界中へと、トビタテの輪が広がりますように。

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