とまりぎ とまりぎ ートビタテ生の拠り所、トビタテ生の和を作るー

第247回:マイプロ特集#04:現代人の日常にひと息つくためのスラッシュ”/”を。

竹下菜々子【事務局インターン,大学11期】

竹下菜々子【事務局インターン,大学11期】

2022.07.19

「トビタテ生のプロジェクトをもっと広めたい!」という思いからスタートしたマイプロ交流会インタビュー企画!

マイプロとは、留学を通して得た学び・興味・関心などを基にして、トビタテ生自身で発案・企画し実行する活動。

そんなマイプロを起点に自由に交流できる場として、マイプロ交流部屋というコミュニティが運営されています。


 

みなさんこんにちは!トビタテ11期の竹下です!

今回は英会話スクールと持ち運びシーシャ『SLASH』事業の2つを福岡県から展開する菊地祐輔さんにインタビューしてきました。

教育とシーシャ(電子タバコ類)という、まるで正反対のようなキーワード。この2つの繋がりとは・・・?

テーマは”忙しく駆け抜ける若者に捧ぐ。”ということで、忙しすぎて、自分が本当にやりたいことや将来のことについてゆっくり考える時間が作れていない人、そして起業や何か挑戦を考えているトビタテ生に読んでもらいたい内容です。

 

【インタビュー、執筆:竹下菜々子】

今回のトビタテ生の自己紹介

名前:菊地祐輔

期・コース、国:大学4期・多様性人材コース、オーストラリア

期間: 2017年8月〜2018年8月

テーマ:英語教育

経歴:

福岡出身福岡育ち福岡在住。小学校の教員を目指し大学に進学。

オーストラリアでワーキングホリデーを経験後、オンライン英会話スクールをスタート!

その後、持ち運びシーシャの物販・SLASH事業をスタート!

事業概要

───現代人の日常にひと息つくための”/”を。

竹下:どのような事業をされているのですか?

菊地:「日常をリセットする。ひと息つこう。」をスローガンに掲げ、持ち運びシーシャ『SLASH』の販売を行っています。

製品サイト:https://slash-vape.com/

多くの方は「タバコって健康に悪いじゃん。」「タバコ独特の臭いがつくじゃん。」「費用が高いじゃん。」思うと思うんですが、SLASHは

・ノンニコチンノンタールで健康に悪影響なし!

・フレッシュなフレーバーで気分転換!

・SLASH1本でタバコ8箱分の吸引回数(※自社調べ)!

という特徴を持っています。

事業を始めたきっかけ

───最近の若者は忙しい

竹下:SLASHの事業を始めたきっかけを教えてください!

菊地:大学時代、教員を目指す過程で海外留学をし、帰国後その経験を活かして、ワーホリや留学に行きたい人に特化したオンライン英会話スクールを始めました。

そのスクールの運営を通して、「最近の若者は忙しい」とひたすらに思ったんです。そこで、日々目の前に物が多すぎて、自分の将来とか本当にやりたいこととかを考える暇がない!そんな若者が「ふぅ〜。」っと一息つけるような、そんな時間を作りたいと考えるようになりました。

竹下:もはやランチ休憩ですら、ご飯食べながら仕事したりメールの返信したりしてる人が多いと思うから、休憩時間とか簡単に取れなさそうですよね。

菊地:そうなんですよね。けどそういった人たちですら、絶対にとってる休憩時間あるなあ、と思って。それが「タバコ休憩」だと思ったんですよ。ここの時間を、喫煙者非喫煙者問わずもっと充実させられればいいなと思って、このSLASHという電子タバコ事業を始めました。

起業したきっかけ

───『時間』に縛られたくない。

竹下:大学卒業後、そのまま教員を目指す道もあったと思うんですが、起業に至った理由を教えてください。

菊地:自分が創ろうとしいていた世界は教員になってしまうと叶わないと思ったため、起業の道を選びました。教員や公務員の職に就いてしまうと、時間的余裕・経済的余裕は自分の努力から生み出すことは難しく、その職に何年就いているのかという自分ではコントロールできない『時間』に左右されてしまうと考えました。そんな環境に縛られることが怖かったんです。

地方で起業するとは

───横のつながりで人や商品を紹介してもらったり、繋いでもらえる

竹下:地方で起業するということで、普段どんな行動を意識していますか?

菊地:福岡を地方とは思っていませんでしたが(笑)、東京よりはVCなどに起業時に資本を入れてもらったり、取引先を紹介してもらったりするような恩恵を受けることは難しいと思います。そのため、自分がやりたいことをサービスにするよりも、市場で求められているものをサービス化することを意識してます。自分のやりたいことしかやらずに稼げない、自己満足マンになりたくないですからね(笑)

竹下:そのほかにメリットやデメリットはありますか?

菊地:メリットとしては、一度良い関係性を築くことができると、横のつながりで人や商品を紹介してもらったり、繋いでもらえることが多いですね。デメリットとしては、情報が回ってくることが遅い、大きな会社と仕事をする際には出張する回数が増える(オンライン化が進んで緩和されつつはありますが)ことですね。

トビタテ留学から生かされていること

───判断軸の変化

竹下:トビタテ留学から今に活きてることって何かありますか?

菊地:西洋文化に浸ってきたことで「みんなはどう思うのか」という判断軸ではなく「自分は何がしたいのか」の軸で物事を決断できるようになりました。留学を通してこの考え方が染み付いたおかげで、人の価値観などの自分ではコントロールできないことに対して時間を使わなくなり、目の前にあることに対して迷わなくなりました。

今後の動きと課題

───順調だけど課題が山積み

竹下:今後、SLASH事業をどのように展開していく予定でしょうか?

菊地:Youtubeチャンネル登録者数180万人の「ラファエル」さんとのコラボ動画の配信、コラボフレーバーの発売を開始しました。こうやって、多くの影響力のある方々の力をお借りして、もっと商品の知名度や親しみやすさを広げていきたいです。また、全国のドン・キホーテさん(250店舗)で置かせていただいたことを皮切りに、もっとオフラインでも皆さんの手の届きやすい場所で販売していけるようにしたいです。LOFT、東急ハンズ、ヴィレッジヴァンガード、マツモトキヨシさんでも置かせていただけたらもっと広がっていくと思いますので、お知り合いの方にいらっしゃればご紹介いただきたいです(笑)

竹下:瞬く間に知名度上がっていきそうですね!

菊地:ぱっと見順調そうに見えると思うんですが、電子タバコという商材はイメージがあまり良くなくて、クラウドファウンディングの審査にことごとく落ちてしまうんです。

知名度をあげる、というところではSNSで戦っているんですが、

安心安全を保証する、というところでは、実際に吸っている姿を広めるためにも飲食店とかに卸して、目につく回数を増やしたいですね。

トビタテ生へのメッセージ

───時給0円で「やるかやらないか」を考えるより、まずはスタートさせる。

竹下:最後に、起業や何か挑戦を考えているトビタテ生へメッセージを頂けますか?

菊地:嫌な言い方をすると、「やるかやらないか」を考えている時間は実質何もやっていないので、時間は使っているのに1円も売上を作れていないと思います。自分の時間を無駄にしている=時給0円で必死に考えている=ひたすらに赤字を垂れ流しているのと同じです。どんなに準備をしてもどんなに考えて始めても、最初は上手くいかないのだから、まずは早くスタートさせた方が良いと思います(笑)年を取れば取るほど失敗した時のダメージが大きいので。

竹下:確かに、良い意味でも悪い意味でも「考えるだけならタダ!」って言いますもんね。

お知らせ

竹下:読者の方々にお伝えしたいことがあればお願いします。

菊地:以下の2つを紹介させてください。

◆留学・ワーホリのリアル:https://cheersmate-lp.com/sp/

海外挑戦に向けて情報収集をされている方に、どこの留学エージェントよりも詳しく、リアルな話と情報提供ができます。周りに海外挑戦を目指している方がいらっしゃれば、無料カウンセリングを実施しておりますので、上記のリンクを共有いただけますと幸いです。

◆SLASH:https://slash-vape.com/

忙しすぎて、自分が本当にやりたいことや将来のことについてゆっくり考える時間が作れていない人へ。

「ふぅ〜。」と一息ついて、ゆっくりリラックスできる『チルな時間』を提供できます。ニコチン・タールゼロの安心な持ち運びシーシャを現代を生きる若者の皆さんにご提供しています。

編集後記

本日は、オンライン英会話スクール、持ち運びシーシャ『SLASH』という2つの事業を運営されている大学4期の菊地祐輔さんにインタビューさせていただきました!

時給0円で「やるかやらないか」を考えるより、まずはスタートさせることが大切だと改めて感じました。

販路拡大を進めているというSLASH事業、そして菊地さんに今後も目が離せませんね!今回は貴重なお時間いただき、ありがとうございました!

※写真は許可を得て掲載しています。

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