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第251回とまりぎ四国インタビュー記事:三好貴也さん【人も自分もワクワクできるを基軸に教育を】

木原琴香【とまりぎ四国、高校2期】

木原琴香【とまりぎ四国、高校2期】

2022.09.17

みなさんこんにちは、トビタテ高校2期生の木原琴香です。
今日はフィンランドの小学校でインターンシップと大学の交換留学をしていた三好貴也(みよしたかや)さんのインタビュー記事です。
三好貴也さんの”人をワクワクさせること”に対する思いを聞いてみました。

 

トビタテ!留学JAPANでの留学

・三好貴也

・4期

・フィンランド / 多様性人材コース

 

自分自身を肯定する生き方

木原)最近はとまりぎ四国の活動で本当にお世話になってます。ありがとうございます!今回もインタビュー受けていただいて、本当に嬉しいです!

三好)いえいえ〜!

 

木原)フィンランドに留学されてたとのことですが、どういった活動をされていましたか?

三好)留学期間は9か月で、最初の3か月は小学校でインターンシップをしていて、その後は大学のプログラムで交換留学をしていました。

木原)小学校のインターンシップはどんな感じでしたか?

三好)教育実習みたいな感じで、朝から晩までいて、授業を見学したり、TTで入ったり、自分が授業させてもらったり…交換留学よりも充実してたかな(笑)

※TT(ティーム・ティーチング)…2人以上の教員がチームを組み、協力して授業をすること。

 

日本の文化(折り紙や書道)について小学校で授業をしたとき

 

木原)なぜフィンランドに留学しようと思ったんですか?

三好)『個性を伸ばす教育』をしているところが魅力的だった。取り入れたいというか、参考にして、自分も子どもたちにやりたいというのがあって…

 

木原)留学中の1番の思い出は?

三好)2種類に分けることができるよね。生活面と教育面。生活面においては、交換留学の時に27歳のドイツ人2人とシェアハウスをしていたんですよ。そこで、学ぶことって年齢関係ないんだなって感じたんです。27歳って日本の中だと働いている年齢なのに…

ルームメイト2人に、「なんでこのタイミングでフィンランドに交換留学にきたの?」と聞いたら、「今まで働いたこともあったけど、ある時思い立って、学生やり始めたんだ。」って。その場その場で自分のやりたいことを自分で尊重して行動していくことに感銘を受けた。周りが働いているから僕も働かなきゃいけないのではなくて、誰がどうであれ、そこは自分のやりたいことをやっていくスタンスに影響を受けた。自分自身を肯定しているんだなって。そういう風に生きていきたいなって。

 

留学が与えた影響と教育観

木原)教育面での1番の思い出は何でしたか?

三好)教育面に関しては、インターンシップ中に家庭科の授業を見学させてもらって、その時の授業が印象的だった。子どもが作りたいものを作る。それぞれの個性や作りたいものを尊重していた。日本だったら、ナップサックとかを作るなら、デザインは違っても全員同じ形のもの。フィンランドは、材料も自分で選んでいい、何を作ってもいい。個人個人1人ひとりに裁量が与えられているのがいいと思った。基礎能力の能力の高さもあると思う。

 

木原)基礎能力の高さにつながってると思ったことは何かありましたか?

三好)とりあえず子どもにトライさせる姿勢が教室の中にある。小学校1年生からでものこぎりを使うんです。「危なくないの?」って聞いたら、「いや、危ないかどうかは子どもにやらせてから判断することだから。命にかかわるようなことはさすがにさせないけど、そうじゃない限りはなるべく、子どもに判断させる。」それが積み重なって、高学年の時に、そうした自分自身で選んでやっていくことができるのかなと思いましたね~。

 

木原)私は留学した時の語学の先生が印象的だったんですが、フィンランドの先生の教え方で参考になったことはありますか?

三好)学び方を教えるのがキーワードとしてあったね。学ぶ内容に固執している感じではなくて、クラスごとに学ぶ内容が違うことも全然ある。最終的に自分のクラスで学んだことを他のクラスでシェアリングしていく。意識しなきゃと思いながら、でも、学び方を教えるって難しいなって。

木原)難しいところって実際に教えてみると分かりますよね。

三好)学校の中で学ぶけど、社会の中でどれくらい生きていくのか。学校で学んだことって社会の中で細かいところまで生きてくるものではないから、学び方をわかっていれば、どんな事象に対しても自分で勝ち筋を作れるようになると思う。大事だなと思うけど、やっぱり難しいなぁ~(笑)

 

木原)留学後の今につながっていることはありますか?

三好)教員をしているなかで、個性をのばそうという姿勢は大切にしてて、これは留学がきっかけで自分の中に生まれたなと思う。

木原)葛藤とかありますか?日本の教育システム的にうまくいかないなとか…

三好)単純に人数が多いので、うまくいかない。

木原)フィンランドは人数が少なかったんですか?

三好)1クラス20人くらいで、それを教員2,3人で見るみたいな感じで。日本の教育がどうこうというよりも、その個性が伸ばせているのかどうかについては、アセスメントとか自分自身が考えていかないといけないと思ってる。わりと紙一重というか、伸ばせてないと思ってるし…(笑)結果をすぐ追い求めるものではないでしょうけど、本当にこれはベストなチョイスなのかというジャッジがしにくい…

木原)やっぱり1年しかみないことが多いから、そこは悩ましいところですよね〜。

三好)ね〜。

 

キーワードは「ワクワク」

木原)これからしていきたいこととかお聞きしてもいいですか?

三好)色んな仕事をしたいと思っていて…とりあえず人をワクワクさせる方向性で…

木原)今でもいろいろされてますよね!サウナとか…

三好)サウナと、ラジオと、YouTubeと、コーチングをしていて、後はYouTubeに絡んで動画編集とか。

※コーチング…「答えはその人の中にある」という原則のもと、相手が状況に応じて自ら考え、行動した実感から学ぶことを支援し、相手が本来持っている力や可能性を最大限に発揮できるようサポートするためのコミュニケーション技術のこと。(日本コーチ連盟のHPより)

 

こうした感じで、利己的な部分はワクワクするものを見たいというのと、利他的な欲求としては色々な人をワクワクさせていきたいというのがある。人をワクワクさせていったのちにその人が個性的になってくる。個性的な人を見ると、自分もそういうふうになるんだって、秘伝のレシピを教えてもらって、自分のソースを作っていくような。抽象的にいうとそういうことをやっていきたい。教育関係にも携わりつつ、コーチングとか動画編集とかするなかで、少しずつ人をワクワクさせるように動きながら、最終的に自分が超個性的な人から刺激を受ける。そして自分自身の成長にもつなげていく。そうなれたらいいなと思います。

 

高知の仁淀川でのサウナイベント

 

木原)私も四国出身なんですけど、田舎って思考がかたまりやすいというか…あまり外を意識しにくい環境だと思うんです。そういう意味でも、色んな人と関わるって大事ですよね〜。

三好)わかる〜!トビタテ生と関わるとそういうところほぐしてもらえるよね〜!トビタテの良さってコミュニティだよね。ただの交換留学でここまで多様な人材と関われるチャンスがないからね。留学してからこれまでの4、5年は、とまりぎの活動にあまり参加してなかったけど、自分が発信していることをきっかけにこうしてとまりぎ四国と関われたし、何かしら化学反応が起こるのがいいところだよね。

 

編集後記

教員志望の私にとって、話していてとても共感することが多く、同時に教育という枠に囚われず、多用な方法で、多くの人をワクワクさせたいと活発に活動されている三好さんのことを改めて尊敬するインタビューにもなりました。

発信することを大切にしている三好さんのSNS、ワクワクできると思うので、ぜひチェックしてみてくださいね!

ラジオ→https://open.spotify.com/episode/34PGEtsUrpxfpASOOsUDXJ…

YouTube→https://youtu.be/1e_9RkHWs2c

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