【報告記事】magpie’s開催担当者にインタビュー!【高校チーム】
4月27日、中央大学茗荷谷キャンパスにおいて、「magpie’s」が開かれました。
magpie’sを準備してきた高校セントラルのお2人にお話を伺いました。
インタビューの完全版はとまりぎ公式ホームページにも掲載しております。ハイライトから是非ご覧ください。
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【高校セントラルって?magpie’sって?】
トビタテの高校生コース出身者のコミュニティの活性化(つながり)を作るイベントや施策を行っているチームです。主に、高校生コース出身者を対象にした同窓会やWelcome会と呼ばれる新トビタテ生への歓迎会などを行っています。
今回のmagpie’sは、トビタテ生として過去に留学した人が、留学の経験が今のキャリアにどう繋がっているのかという留学後のキャリアを可視化して共有する場です。留学の話はもちろん、以降の成長や変化、どんな人生を歩んできたかという事を伝えながら、参加者がアウトプットして感想を共有するというのが一般的なプレゼンイベントとの違いです。
magpieという英単語には鳥がついばむという意味があり、お互いの知識や経験をついばんで糧にする場をという願いを込めた名前になっています。過去3回開催し、毎回50人から100人以上が参加するイベントになっています。
【準備で大変だったことは?】
高校生の登壇者の方がとても優秀な人だったので現役高校生らしさが見えず等身大感がないという苦労がありました。参加者に主体意識を持たせる話を作れるかという不安があったので、「普通の高校生」というスタンスを引き出しながら、研究者としての良さも消さないというちょうど良いラインを相談するのが難しかったです。
その高校生の子に「最終的に参加者に伝えたい自分の大切にしているスタンスって何?」という話をしているときに、かなり前の段階から「知らないことを恥ずかしがらずに素直に認めること」ということを話してくれて!本当にできた子達なんです…!(笑)
【当日の模様はどんな感じ?】
今回は120人ほどの一般参加者がいて、留学したいという親子が多く来場するなど留学機運醸成をかなり達成できたと思っています。とまりぎとして一般向けにやっている大型イベントはmagpie’sくらいなので、それも魅力のひとつです。
magpie’sは、「留学のその後」をテーマとしたイベントでしたが、一般参加者には、留学後のキャリアに加えて、「トビタテ!留学JAPAN」というプログラム自体の特徴や、トビタテを利用することで得られるメリット、さらには一般的な留学との違いについても知ってもらいたいという想いがありました。
一方で、本イベントの主軸はあくまで「留学後のキャリア」に置きたかったため、登壇者の方々に留学のきっかけや当時の経験について、どの程度のバランスで話していただくかについて悩みました。
【当日にはどんなお話が?】
東京大学の公共政策大学院に通う修士1年の方は、もともと高専(高等専門学校。「実践的・創造的技術者を養成することを目的とした5年一貫の高等教育機関」※1) までは建築をやっていて、学部で経済学部に編入をしたそうです。建築という理系の分野から文系と言われるような経済学部に転向したという大きな変化について語ってくださいました。
トビタテでカナダに木造建築を学ぶ留学に行った際、貧富の差やホームレスが多い現状を目の当たりにし、そこから経済の、どういう風に社会を変えていけるかという所に興味を持って経済学部に進学したそうです。自分の興味に沿って変化を厭わないという姿勢を今後も続けていきたいと参加者に語っておられました。
「自分も同じ悩みを持っていたが、それを打ち破った経験のある方からお話を聞けたのが良かった。」「自分の考えを否定されることもあるが、これで良いんだと勇気が出た。」「課題を自ら乗り越えて、その術を人に伝えるバイタリティが得られた。」などの声がありました。
【イベントに興味を持った方必見!今後のイベント情報は?】
新10期生に向けてWelcome会という歓迎会のような物をやる予定で、今はこれを頑張っています。また、高校生コース10周年を迎えるという事で、9月にそれを記念したイベントを開催します。過去最強メンバーで鋭意企画中ですので、是非皆さんに来てもらいたいです。
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森さん、石田さん、インタビューをお受けいただきありがとうございました!
是非皆さんもイベントに参加してみてはいかがでしょうか?
とまりぎ運営チームは多様な活動を行う「ローカル」とその活動の支援を行う「セントラル」から成り、それぞれのローカル・セントラルがトビタテコミュニティの活性化を目的としたたくさんのイベントを企画・運営中です!イベント情報はとまりぎ公式Instagram・メール配信・ホームページのほか、各ローカルのSNSでお知らせいたします。ぜひご参加ください ᐠ( ᐢ ᵕ ᐢ )ᐟ
※1 文部科学省, 「高等専門学校(高専)について:文部科学省」, https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kousen/index.htm, (参照: 2025/5/23)