第45回 とまりぎインタビュー:伊藤勇気さん【マイノリティの文化に触れて】
こんにちは、トビタテ高校3期の積千夏です。同じく高校3期でモロッコにボランティア留学していた伊藤勇気さんにインタビューしました。
目次
トビタテ!留学JAPANでの留学
積)こんにちは、今日はよろしくお願いします!
伊藤)よろしくお願いします!
もっと文化に触れてみたい
積)最初に、留学のきっかけを教えてください。
積)私もマレーシアに行った時に、イスラム教が自分のイメージと違っていてびっくりした。現地ではどんなことをしていたんですか?
伊藤)現地では、主に孤児院や学校の修復作業、子供達に英語を教えるのがメインでした。自分で勝手にフィールドワークとして、マーケットでどんなものが売られていて日本に輸入できるものはどんなものがあるのか、調べていました。ニュージーランドにいたときに、ナツメヤシ、ゲーツっていう果実をもらって、それがすごく美味しかったんです。それで現地で食べ比べをしてた(笑)日本ではあまり輸入されてないから。
積)おもしろい!修復作業ではどんなことをしていましたか?
伊藤)ぺンキ塗りをしていました。壊れている部分の屋根を張り替えている人もいました。
積)英語はどんな風に教えていたの?
伊藤)黒板がなかったので、ABCみたいな磁石をトラックに貼り付けて教えていました。
積)基本的なことから教えていたんだね!
伊藤)通っている子達が学校にしっかり行けている子ではなかったので。年齢層も低かったのもあって基本的なことから教えていました。
施設の修復作業中の伊藤さん
モロッコでの生活
積)モロッコで生活していて、何か感じたことある?
積)留学での経験は何に活かされていると思いますか?
積)確かにトビタテの経験がすごく活かされているね!現在の活動についても教えて!
伊藤)AO入試、推薦入試専門の塾を先輩と立ち上げて運営しています。
積)忙しそう!講師として教えてるんですか?
伊藤)講師としても運営もしています。夏季講習をやるかやらないか、何をカリキュラムの中に入れるか、講座の値段も決めています。
現地で英語を教えている時の1枚
地域格差を無くしたい
積)全部だね、すごい。どうしてその塾を立ち上げようと思ったんですか?
伊藤)大学院に進学したい。多文化を受け入れる教育制度を学んで、研究したい。多文化共生を実現できる教育政策が立てれるかもしれないし、少しでも解決できる立場になれるかなと思って。
積)もう大学院進学を考えているんですね!ありがとうございました。
編集後記
トビタテフェスでも活動されている伊藤さん。自分の軸がしっかりしていて、多文化共生への思いを熱く語ってくれました。大学院進学に向けて頑張ってください。ありがとうございました。