第4回 留学成果報告会 ~ 高校生コース ~
とまりぎ広報の今若です。
先日、『第4回 留学成果報告会』が文部科学省で開催されました!!!
全国各地で予選が行われて、140名を超える応募の中から、高校生コースは10名、大学生コースは11名の方がプレゼンを行いました。
今回はまず、『高校生コース』の内容をご紹介します。
これらの発表内容に触れて、みなさんの留学当時を思い返していただければ幸いです。
【高校生コース】
神田 沙綾 さん
[留学タイトル]
世界最古の王立バレエ学校で伝統的なクラシックバレエを学ぶ
[留学先・期間]
デンマーク・2週間
最初の発表で若干緊張していた神田さん。留学中、長い日には10時間を超えるバレエの練習を行っていました。この厳しい留学を通して「どんなときにも真面目に真摯に向き合うことが大切」だということに気づけました。留学最終日には、王立劇場でパフォーマンスを成功させることができ、最高の結果になったそうです。
黒沼 玲亜さん
[留学タイトル]
感動を巻き起こす物語を巻き起こす物語を作るための技術を世界の人と結ぶ
[留学先・期間]
カナダ・3週間
すごく堂々と自身満々にプレゼンをする黒沼さん。日本では、編集社から担当もつき、高校生漫画家として連載しているそうです。ただ、留学は映画制作。映画制作の基礎をプロの方から学び、10分間の短編映画を作成しました。留学を目指す人に対して、留学は「自分の本当の姿を知れるもの」とアドバイスされました。
菅井 雄斗さん
[留学タイトル]
「求めよ、さらば与えられん」ー苦難の中で挑戦し、学んだこと
[留学先・期間]
アメリカ・3週間
夢である「宇宙工学者」になるために、「使える英語」を習得するために語学留学を行った菅井さん。ただ、ホストファミリーとも会話できない、KFCに行って注文もできない。多くの挫折を味わったそうです。しかし、「行動を起こすこと」で、必ず結果が帰ってきて、成長ができると気づけたそうです。今後は、「宇宙工学者」という夢に向かって、走り続けます。
芹川 史枝奈さん
[留学タイトル]
Chance ⇛ Challenge!! ⇛ Change!!!
[留学先・期間]
アメリカ・3週間
初めての海外で飛行機トラブルのあった芹川さん。救ってくれたのは中年の女性でした。将来の目標である「オリンピックで日の丸を背負い国民の皆さんに勇気と感動を与えるマラソンランナー」に近づくために、世界屈指のスポーツアカデミーである「IMG Academy」に留学しました。アメリカでは、身体的なことだけではなく、自分の可能性を閉ざしていたことに気づき、いろいろなことに挑戦していければと精神的にも成長できたそうです。
高野 晋弘さん
[留学タイトル]
食文化を通じて多様性を理解する
[留学先・期間]
アメリカ・3週間
大好きな「食」を通じて、異文化理解と和食についてのイメージ調査を行った高野さん。アメリカで、日本では誰もが知っているおにぎりの認知が低いということに衝撃を覚えました。日本発のファストフードであるおにぎりを海外で広めていくために、今後も活動されていくそうです!!!
田中綾乃さん
[留学タイトル]
チェコで障害児支援と音楽の関係を学ぶ
[留学先・期間]
チェコ・3週間
リベレル特別支援学校で英語、科学、美術などの授業に参加し、動画を作成して日本の文化の紹介を行った田中さん。音楽は自身のアイデンティティーを伝えるもの。音楽療法士の夢に向かって小さい頃からピアノをやってきて、音楽で子どもたちの将来を変えていくとのことでした。
土田姫愛乃さん
[留学タイトル]
ファッション・ビジネスを学ぶ in ロンドン
[留学先・期間]
イギリス・3週間
マーチャンダイザーを目指してデザイン留学を行った土田さん。ファストファッションは悪影響にもなるとプレゼンの中で訴えました。安いものは、安い人件費によって生み出されている。良いものを長く使えるエスカルの文化を日本でも広め、現在のファストファッション重視の考え方を考えさせられるプレゼンでした。
槇山いまりさん
[留学タイトル]
自分にできることは何かを考え続ける
[留学先・期間]
フィリピン・2週間
貧困層の人達が本当に困っていることは何かを見つけるために留学した槇山さん。自分にできることは何かを考え続け、必要としている物資を届けるだけではなく、彼らが必要としているスキルを加えることが高い支援になることに気づきました。夢は、生徒と共に考え続けられる先生になること。その夢に向かって、今後も様々なことにチャレンジされていくそうです。
松尾 一輝さん
[留学タイトル]
地方観光地を活性化するにはPart2 ー 伊根町とルーネンバーグの架け橋になる
[留学先・期間]
カナダ・2ヶ月
伊根町とルーネンバーグの架け橋になるために留学した松尾さん。日本人ゼロという超ド田舎で、孤独と失敗に涙しながらも奮闘した結果、精神的に大きく成長できたようです。日本とルーネンバーグの観光地に住んでいる人達の違いに気づき、その気づきと元に今後は、日本と世界への架け橋になれるようチャレンジをしていくそうです。
矢鋪 怜央奈さん
[留学タイトル]
地方を復興し、この国の新たな未来を切り開いて行くために、国際観光産業という選択肢。
[留学先・期間]
アメリカ・3週間
日本と東京の2つで生活していく中で、都市と地方との関係性、国の危うさに気づいた矢鋪さん。この問題の解決策として、国際観光産業に目をつけ、アメリカで学んで来ました。観光新興国である日本をより良いものにし、将来は国、地方のために尽力できる人間になるため、頑張っていかれるそうです。
【結果発表】
待ちに待った結果発表です!
結果は、
・・・
以下でした。
最優秀賞:菅井雄斗さん
優秀賞:黒沼玲亜さん
優秀賞:松尾一輝さん
高校生コースの発表を通して、大学生とは異なる高校生のパワーを感じました。
この子達が大学生になって、自分達と同じように長期で海外に飛び立つと思うとワクワクします。次の記事では、大学生コースの発表内容内容を紹介します!