【報告&予告】4月おかえり会@文科省
こんにちは!事務局インターン・高校3期の稲田です。
4月16日(水)に、文部科学省で「おかえり会」が開催されました!
今日は、当日の会の様子を紹介します。
今回のおかえり会は、帰国したての8人のトビタテ生の他、事務局メンバー、支援企業の方々、あしなが育英会の学生が参加しました!
_________帰国したトビタテ生の紹介_________
◯森本華子さん(多様性人材コース・アメリカへ12ヶ月)
「ミュージカル女優になる」という夢に向け、ニューヨークへミュージカル留学。留学中は、「月に数回は実際に舞台に立つ」という目標を掲げながら、現地のスクールで個人レッスンを受けながら、オーディションや舞台芸術助手の体験も行いました。帰国後は、日本の芸術に対する姿勢に問題意識を感じ、トビタテ生と共にアクションを起こしています。
◯山口亮さん(理系、複合・融合系人材コース・マレーシアへ6ヶ月)
「化学工学を生かした石油回収」をテーマに、マレーシアへ留学。留学中は現地大学で4分野に跨り授業を受けながら、AMITA KUB BERJAYAという現地企業にインターンし、マレーシアの産業廃棄物に関する調査を行いました。
◯須藤勇馬さん(理系、複合・融合系人材コース・フィリピンへ12ヶ月)
「日比交流学校による日本人のマインド改革」をテーマにフィリピンへ留学。帰国後は、フィリピンでの海外合宿を展開する「Kuya Yuma Life School Project」を設立し、人々が「海外体験を通じて自分自身と向き合う」ための機会を作っています。
◯生駒比奈子さん(新興国コース・ケニアへ12ヶ月)
「日本人だからできる国際協力への携わり方」をテーマにケニアへ留学。現地では「ケニア人しかやらないことをする」を胸に、日本人がほぼいない土地でホームステイしながら、医療ビジネス立ち上げのインターンにも参加しました。
◯山内莉歌さん(理系、複合・融合系人材コース・カナダへ12ヶ月)
「植物で津波の塩を吸い上げる」をテーマに、カナダのサスカチュワン大学へ留学しました。東日本大震災の津波による塩害に端を発した研究テーマ。研究成果のみならず、海外研究者の研究に対する貪欲さや、研究における「物事の伝え方」の重要性を肌で感じた3ヶ月でした。
◯カーン星さん(新興国コース・タンザニア・インドへ12ヶ月)
「日本と途上国、両者の社会課題にアプローチするビジネスモデルの追求」をテーマに留学しました。前半は、タンザニアの未電化地域でランタン貸し出し事業を行う企業でインターン。後半は、人身売買被害者の雇用促進やシェルターハウス提供を行うインドの現地NGOへインターンし、学びを深めました。
◯小倉舜さん(理系、複合・融合系人材コース・マレーシアへ12ヶ月)
「下水処理」の最新技術を学びに、カナダへ研究留学。留学中は、最新プラントの訪問や、実証試験に参加するほか、特許取得や論文の執筆にも取り掛かりました。帰国後は、トビタテ次期候補生に向けた二次試験対策を行うオンラインコミュニティーにも携わっています。
◯山本賢吾さん(理系、複合・融合系人材コース・イギリスへ12ヶ月)
イギリスのバーミンガム大学に、正規留学生として留学。留学中は機械工学系の授業を履修するほか、航空機の流体に関する研究を行いました。また、アジア圏の学生の特徴や、日英大学における文系学生・理系学生の立ち位置の違いについても学びました。
今回のおかえり会では、<帰国生による5分間の留学プレゼン+5分間の質疑応答>
の形で、自分の留学経験をそれぞれ発表しました。
「留学中、落ち込んだことはあった?」
「自分のマインドで変化したことは?」
「ミュージカル留学と理系の研究留学に共通した学びって何?」
など、質問が飛び交いました。
アットホームな空気の中で、留学中の食生活の話から、最後には人の価値観に関わる深い話まで話し合うことができ、とても内容の濃い「おかえり会」となりました。
一度言語化してみることが、それぞれの留学の学びをより深めたのではないでしょうか?
次回のおかえり会は5月29日の予定です!
まだおかえり会に参加していないトビタテ生、
そしてトビタテ生の話を聞きたい方々、
ぜひ気軽にお越しください!