第14回:岡田 美優さん(多様性人材コース ・5期生)

2021年10月26日

皆さん、こんにちは!トビタテ7期の梅木です!今回は”日本で誰でもスポーツができる環境を創る”をテーマにドイツに留学した岡田美優さんをインタビューさせていただきました!!

スポーツの力で障がいの有無関係なく誰もが交流できる場を創りたいという、美優さんの熱い想いを語っていただきます。

梅木:今日はお忙しい中、お時間を作っていただきありがとうございます。先日のハイキングイベントでお会いした時、美優さんが所属しておられる車いすバスケチームの話が印象的だったので、お話できるのが楽しみです。本日はどうぞよろしくお願いします!!

美優:うん。よろしく!!

どうしてドイツに留学?

梅木:美優さんは現在、トビタテインターン生としてスポーツ企画を考えたり、日本車いすバスケチームの運営スタッフとして活動しておられるとお聞きしたのですが、留学もスポーツに関連した留学テーマだったのですか?

美優:そうだね。留学テーマが“日本で誰でもスポーツができる環境を創る”で、ドイツ車いすスポーツ連盟で車いすスポーツの普及活動や、クラブ指導者を育成する研修に参加させてもらったよ。時にはドイツツアーに来られた日本人の方のために通訳などもしてたね。

日本人のドイツツアーで通訳した時の写真 

自分の留学に自信がなかった

梅木:すごく面白そうな留学ですね!実際に留学してみてどうだったか?

美優:正直な話、留学は精神的にしんどかったな。すごくトビタテに引け目を感じてね。教授におんぶにだっこで受け身で活動していた自分を直視して、自分に自信を持てなくなっちゃって。

留学中も、積極的に活動出来なかったから現地の人からは内気な日本人として見られていたと思う。留学後、他のトビタテ生の活動報告を聞いているとき、成果を残せていない自分と他の人たちを比べてしまってトビタテに距離を置いてたな。

梅木:ほんとですか!?全くそんな風に見えない(笑)何がきっかけで今みたいに積極的になれたのですか?

美優:留学から帰ってきて、同大学のトビタテOBにトビタテ事務局でインターンやってみたら?って誘われたんだよね。でも、自分の留学経験に価値なんてないって決めつけてたからインターン当初はありのままの自分をさらけ出すことができなくて…

トビタテ事務局の方やインターン生に対してもちょっとよそよそしかったな。そんなある日、トビタテ事務局のランチミーティング時に自分の留学経験を色んな人に伝える機会があったの。

そのときに、船橋さんから「もっと留学経験を発信したほうがいいよ!!」というアドバイスをもらってね、その瞬間に自分の可能性にふたをしてしまっていることに気づいたね。それ以来、どんどん自分のやりたいことを発信してる!「発信するのはやめるつもりはないし、タダだからいくらでも発信できる()

梅木「発信するのは、タダ」いいですね!!自分のやりたいことを発信した後に何か変化はありましたか?

美優:あった!それこそ、ランチミーティングで自分のことを話した後すぐに、文京区でスポーツ施設のオープンイベントで通訳する仕事があったの。

イベント中に某印刷会社の方とお知り合いになって、私の留学の話をしたんだよね。そしたらその人が私の留学の話、面白いねって言ってくれてね!そこから別の障がい者スポーツインベントに参加させてもらったり、障がい者スポーツ普及に向けた事業案を一緒に考えたりとか、活動の幅がグッと広がった!

美優さんが所属するNO EXCUSEでの活動写真

スポーツの力で誰もが交流できる場を

梅木:今、特に力を入れていることは何ですか?

美優:今は早稲田大学院で経営学の視点から、障がい者スポーツに関わる事業のアウトカムや社会的インパクトは何か?って研究をしているよ!それと同時に、車いすバスケチーム”NO EXCUSE”のスタッフとして、ゲーム分析、広報活動、練習中の選手サポートをやらせてもらっているんだ。

梅木:理論と実践ができていて楽しそう!!僕自身、障がい者と交流する機会があまりないので是非お聞きしたいのですがNO EXCUSEの車いすバスケの選手たちと交流する中で美優さん自身に変化はありますか?

美優:うーん。彼らを障がい者としてあまり考えていないかなぁ。学校の教育を否定するわけではないけど、偏った障がい者理解のための授業やワークショップとかの影響もあって、一般的な人は障害者は”支援される存在”や”できない存在”として認識していると感じることが多くてさ。

だけど、障がい者にもできることやできないことって1人ひとり全然違うんだよね。例えば、車いすを利用している障がい者の方でも軽度の障害であれば、小さい段差を乗り越えたり、少しの距離なら歩くこともできたりするんだよね。

でも一方で重度の障害の人は指しか動かせなかったりするんだ。だから、障がい者って一言で言っても、色んな障害があるし、色んなサポートの仕方があるんだよね。

でもこれって、障がい者じゃなくても同じだよね。子供は高い段にあるモノをとることができなかったり、高齢者は重い荷物を持つことができないみたいにさ。私自身、障害のある方を一目で見ただけでどんな支援が必要かはわからない。その人と対話して初めてわかるものなんだよね。だから、”障がい者”って一括りで捉えるんじゃなくて一人の人間としてその人を見てほしい。

梅木:ひとりの人間としてですか。

美優:そう、私がNO EXCUSEのメンバーとして関わるようになってからなんだけど、彼ら一人ひとりの、人としての魅力に気づくようになったなぁ。

梅木:是非、詳しく聞かせてください!

美優さんが所属するNO EXCUSEメンバーとの集合写真

美優:例えば、メンバーの恋愛観を聞いたり、彼ら独自のナンパの仕方を教えてもらったりするのはとても楽しい(笑)時には自分たちの障がいについて自虐ネタで笑いあって、談笑してたりなんてね。彼らは本当に面白くって、魅力的。今まで聞いたことない彼らの生活について聞くのも、とても興味深いよ!

梅木:ナンパ(笑)。急に親近感がわいてきますね!

美優:でしょ(笑)私はそんな彼らの魅力を伝えたり、スポーツの力で障がいの有無関係なく誰もが交流できる場を創るために、ドンドン活動していくつもり!

梅木:熱いですね!直近で何かスポーツイベントは企画されていたりいますか?

美優:うん!7月には、トビタテ生向けのバスケ交流会+車いすバスケというイベントを開催する予定!イベントを通じて少しでも車いすバスケに興味を持ってくれればと。そこから一か月おきくらいに小さなイベントを継続して、10月ごろには沢山の人を集めて車いすバスケメインのイベントを開催しようと思ってます!

梅木:楽しそう!!お話ありがとうございました!
イベント頑張ってください。
応援してます!

美優:こちらこそありがとう!是非イベントにも足を運んでみてください。


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