第48回 とまりぎインタビュー:羽田慶広さん【今の自分の興味に対する原点となった留学】

2021年10月26日

みなさん、こんにちは!トビタテ高校生コース3期生の積千夏です。今日はオーストラリアのパースに留学していた羽田慶広さんにインタビューをしました、私自身も同じエージェントでパースに留学していたので話が盛り上がりました!

 

トビタテ!留学JAPANでの留学

羽田慶広さん
高校2期
アカデミックショート

 

 

積)急なのに今日はありがとう!よろしくお願いいたします!

羽田)こちらこそよろしくお願いいたします。

積)今大学1年生ってことは高校1年生の時に留学していたってこと!?

羽田)そうですね〜。

 

 

アボリジニをもっと知りたい

積)すごい!実は羽田さんの留学について全然知らないんだ!まず最初に留学しようと思ったきっかけを教えて

羽田)中学三年生の時に研修旅行でニュージーランドに行って、先住民のマオリという存在を知って興味を持ったんです。そこでオーストラリアの先住民のアボリジニという存在を知り、もっと調べたいと思って、オーストラリアのパースに留学してきました。

積)私もパース!なんでオーストラリアの「パース」だったの?

羽田)フィールドワークが多いパース留学のプログラムがあって、自分の興味のある分野について調べられると思ってパース留学のプログラムに申し込みました。

積)現地ではどんなことをしていましたか

羽田)現地校でバディと一緒に高校で授業を受けていました。ホストフェミリーに美術館と博物館、図書館に連れて行ってもらって、アボリジニについての資料を読みました。でも、行った博物館はたまたま閉まっていて、入れませんでした。

「羽田」 西オーストラリア州立図書館の写真
西オーストラリア州立図書館の写真

 

 

積)え!そうなんだ。私もパース市内の博物館行けばよかったな。

羽田)先生やバティの友達に、アボリジニについてどんな教育を受けているのか聞いて、授業の最後にアボリジニについてのプレゼンもしました。

積)私もパースの高校でアボリジニについて、絵本で学んだり、劇を通して自分たちで演じながら学んだよ!

羽田)アボリジニが使っているブーメランの作り方も教わりました。

積)私も教わった!アボリジニアートのドット絵もやったよ!

羽田)あ!それもやりました!

積)留学中、何が一番心に残りましたか?

羽田)プレゼンの準備中に聞いた話なんですけど、アボリジニが白人の人に土地を奪われた話や、捕まったアボリジニの半分の人がお酒や麻薬の犯罪で捕まっているという話も聞いて…。アボリジニの生活の実態が変わってきてしまっていることに衝撃を受けました。

積)それは現地の方から聞いたんですか?

羽田)プログラムを統括していて、プレゼンを担当していた方から聞きました。

積)それは衝撃的だね。留学が活かされているなと思うことについて教えてください

 

 

「この留学は今の自分の興味に対する原点」

羽田)今、自分は人間の安全保障に興味を持っています。というのも、留学中にアボリジニのことを知って、1つの民族がどういうふうに迫害されて、どのようにその民族を助ければいいのか、考えることができたんです。だから、この留学は今の自分の興味に対する原点、きっかけです。帰国してからも色々な国際交流プログラムにも参加しました。

積)帰国してからも国際交流に参加していたんですね!

羽田)高校の国際交流委員会に参加しました。高校三年生の時にAIGの国際プログラムの国内での活動にも参加しました。

積)たくさん活動しているね!最後に今後の目標について教えて!

羽田)将来の目標としては国連とか、国際機関に就職したいなと思っています。今までも国連とかで働きたいと思っていたんですけど、大学では、なんで国連が今ある問題についてしっかりと対処できていないのかについて理解したいです。その足りない問題に対して、今ある学問で足りるのか、それとも違う学問でアプローチしなければいけないのか大学院で学びたいと思っています。最終的に、どんなアプローチで、国際機関から今ある問題について対処しなくてはいけないのか、深く考えたいです。

積)軸がすごくしっかりしているね!ありがとうございました!

 

 

編集後記

まさか同じプログラムでパースに留学しているとは!パースについてもたくさん語れて嬉しかったです(笑)将来の目標が明確で、それに対して多くのことを学んでいる羽田さん。これからも頑張り続けてください。