第61回 とまりぎインタビュー:中村楓さん【言わなきゃ伝わらないを実感した】

こんにちは!高校3期生の積千夏です!今日はオーストラリアのシドニーに留学していた中村楓さんに話を伺いました!

トビタテ!留学JAPANでの留学

中村楓さん
高校3期
アカデミックテイクオフ

 

国際社会で働く仕事に就きたい

積)よろしくお願いします。留学しようと思ったきっかけは何でしたか?

 

中村)中学2年生の時に、マララ・ユスフザイさんの本を読んで、女性の教育が行き渡っていないとか、こんなに世界で苦しんでいる人がいるっていう事実を知りました。過去のものだと思っていたけど、そうではないことを知って、すごく衝撃を受けて。国際社会で働く仕事に就きたいと思い始めたのがきっかけです。高校生になって英語をもっと勉強したいなと思っていたので、奨学金が出るトビタテを見つけて応募をしてみよう!と思いました。

 

積)オーストラリアに決めた理由はあったりしますか?

 

中村)発展途上国に行っても知識がないし何もできないだろうなと思って、まずは英語を勉強すると決めていました。英語圏の中でも、オーストラリアはイギリスの植民地だったからイギリス英語が強いのかな、とか多民族多文化国家と言われているから、他の国の人とも関わることができるかなと思ってオーストラリアにしました。

 

積)現地校ですか?

 

中村)語学学校に通っていました。フランス、イタリア、中国、トルコ…色々な国から英語を勉強しに来ている人がいました。年代も色々で、同じクラスになった人は同年代が多かったんですけど、年が離れている人とも話す機会があってすごく楽しかったです。

 

積)ホームステイだった?もし心に残っている出来事があれば教えてください!

 

中村)ホームステイ先はフィリピン人の家族ですごく良い人でした。毎晩色々な話をしてくれて楽しかったです!ステイ先にアンバサダー活動で百人一首をやって、絵と歌の意味を書いて、歌の裏の情景はこういう風になってるよとか話しました。学校ではかるたをしました。

 

中村さん

語学学校のメンバー

避けられてる?!

積)辛かったこととかはありますか?

中村)ホームステイ先の家族は本当にいい人だったんですけど、私が人見知りでずっと黙っていたら、ホストファザーが私は英語を分かっていないと勘違いして、ルームメイトの別の日本人に翻訳してもらおうと思っていたみたいで…。それに気がつかなかったので、何で避けられているんだろうって思って辛かったです。

積)え!何で?ってなるよね。

中村)でも、ホストマザーが気がついて「何で話さないの」ってホストファザーに言ってくれて、話をしました。そこで、ホストファザーは英語が分からないと思っていただけで避けているわけではない。私は話さないけど英語は分かっている、って話して、お互いの誤解が解けました。でも、それってホストマザーに言ってもらわなければそのままの関係でモヤモヤしていたと思う。自分の意見とか思っていることはちゃんと言わなきゃいけないなと思いました。

積)私も留学して言わなきゃ伝わらないっていうのはすごく思った。

中村)あと、Sorryってすごく言っちゃうから、それもホストファザーに怒られて(笑)ホストファミリーへのお土産を買い過ぎて「めっちゃあるじゃん!」って言われたから「すみませんね〜」っていう感じで言ったら「え?僕はすごく嬉しいのに何で謝るの」って言われて…それでまた謝って、「だから謝るなって言ってるじゃん」って言われました(笑)

 

 

自分だったらどう思うだろう?

積)それはやっぱり留学しないと気がつけなかったよね!みんな自分の意見持ってる。その経験が今にも繋がっているなということはありますか?

中村)自分だったらどう思うだろう?って常に考えるようになりました。私の地元は小さい町で留学に行くだけで「え?なにそれ」っていう感じだったんですけど、語学学校に行ってみたら、色々な国から来ている人がいて、別にそれが特別なことじゃないって気がついた。世界って広いなって実感した。

積)目標はありますか?

中村)今は大学院に行きたい。将来はNGOとかで現地で生活して、貧困で苦しんでいる人にただ物をあげるのではなく、そういう社会ができてしまった構造を少しでも改善したいと思っています。国連にも行けたらすごく面白いだろうなって思います。

中村さん

現地でのお気に入りの風景

 

編集後記

積極的な性格に変わっていったとお話していた中村さん。大学1年生でアメリカに短期留学をして、また留学を考えているそうです!心の底から応援しています