【報告】5月おかえり会@文科省
目次
5月おかえり会開催しました!
こんにちは!高校1期生で、事務局インターンの平川です。
5/29(水)に文部科学省で「おかえり会」が開催され、トビタテ生が自身の留学について報告しました!!
今回は、9名の参加者の留学体験について紹介したいと思います。
桑原 誠さん
【理系、複合、融合系人材コース】
【東京大学 大学院 博士1年】
聴覚のセンサー「有毛細胞」の再生を目指し、難聴者の回復医療の研究をしにドイツへ留学。難聴は社会問題であることを指摘し、留学では人工の有毛細胞が開発できるかの研究を行いました。
〈物理的に動くものが好きで細胞に興味を持ったというエビソードが、とても興味深かったです!!
川口 佑磨さん
【理系、複合、融合系人材コース】
世界と日本を繋ぐ研究者になることを目的に、半導体を学びにドイツへ留学。元々専門にしていた光学の知識を応用して、ダイオードの研究に取り組み、国際学会での研究発表を行いました。
遠藤 恵子さん
【新興国コース】
【都留文科大学4年】
「途上国の目線から見た貧困を学ぶ」をテーマに、フィリピンに10ヶ月間留学。タガログ語での生活や、NPOでのインターンを体験し、コミュニティで人と共同して活動することの大切さを学びました。
石橋 聖也さん
【理系、複合、融合系人材コース】
【筑波大学 大学院2年】
「現地調査と人工衛星画像を解析し、タイ東北地域の農業を活性化する」を目的に、タイに留学。水田の定期観測で稲の成長観察し、途上国における農業の課題を感じ、タイの農地利用の研究を行いました。また現地では、マイペンライ(気にするな)精神を学んだことも印象に残ったそうです。
太田 陽さん
【多様性人材コース】
【東京外国語大学4年】
「異文化交流の視点から見る平和構築・紛争予防」をテーマにカナダに留学。留学ではジャーナリズムの実践、記事の質を上げるための術を実際にプロから学びました。また、異文化交流では“平和”について学びを深めました。
若林 里咲さん
【理系、複合、融合系人材コース】
【東京大学 大学院修士1年】
「化学と世界を繋ぐ架け橋となる」をテーマにアメリカに留学。ビジネスによって化学を世界に出すために、世界を視野に入れたいという思いから留学を決意。将来は、研究者と社会との繋がりが薄いことを解決したい、化学と社会をつながることを目指しています。
また留学では完璧ではなく、欠点があったとしても、「やる」ということに価値を感じるようになったそうです。
坂谷 竜聖さん
【高校生コース2期生】
【8月からGrinnell Collegeに進学予定】
坂谷さんは、トビタテ高校生コースで留学された後に、「リーダーシップ」をテーマに、アメリカ・ベトナム・カナダへと3回の留学を経験しました。生の情報を集めることを大切にしていて、次回はウガンダとアメリカにも留学する予定です。
長谷川 瑛爾さん
【理系、複合、融合系人材コース】
【電気通信大学修士2年】
「マンタ型ロボットの開発」をテーマにフランスに留学。フランスでは水中ロボットの研究を行いました。ディズニーランドでのロボットに圧巻され、金属を使わないソフトロボットの開発者になりたいという夢に向かって、将来は“人と触れ合えるソフトロボット”の開発を目指しています。
〈一家に一匹ピカチュウやベイマックスがいる生活を想像すると、とてもワクワクします!
荒木 孝文さん
【多様性人材コース】
【社会人1年目】
「世界最高峰のテーマパークで余命宣告を受けた子供に笑顔を」をテーマに、アメリカのフロリダに留学。難病の子供が笑顔になれる場所”Give Kids The World ”というNPOで実践活動を行いました。将来は、このような場所をアジアでも作りたいと考えています。現在は、都内で就活生向けのシェアハウス「そのまんま荘」を運営しており、先月放送のAbema TV「10億円会議 supported by 日本財団」にも出演されました。
今回のおかえり会では、2つのグループに分かれて、トビタテ生による8分間の留学プレゼンと、5分間の質疑応答の留学体験発表が行われました。
留学後に新たな目標を見つけ、それに向けて今からチャレンジをしている人が多かったのがとても印象に残りました。また様々な視点から質問が飛び交い、発表者から深い話も聞けたのがとても良かったです。
次回のおかえり会は7月3日(水)を予定しています!
おかえり会はいつもアットホームな空気の中で行われているので、自分の留学について語りたい・トビタテ生の話を聞いてみたいという方、ぜひ参加してみてください!!